GP神戸(二日目編)
2009年4月19日 TCG全般 PTQに参加するつもりで前夜にみっちりエルフとスパーしてデッキをさらに煮詰めてたらそのまま寝落ちした。もはやおなじみだが最悪のパターンで0回戦ドロップ。
仕方ないので二度寝して昼過ぎから会場に行くことに。
会場に着いたらスイスラウンドの最終戦の途中だった。特にやることも無いのでサイドイベントの8人ドラフトに参加したら、史上稀に見る紙屑が完成して成す術なく1没。
仕方ないので二度寝して昼過ぎから会場に行くことに。
会場に着いたらスイスラウンドの最終戦の途中だった。特にやることも無いのでサイドイベントの8人ドラフトに参加したら、史上稀に見る紙屑が完成して成す術なく1没。
GP神戸開幕。ここ数ヶ月続いたエクステンデッドシーズンもこれで見納めとなり、これが最後の機会である。環境の初期こそゴブリン(笑)といった時代錯誤に浸っていたものの、中盤以降は一貫してナヤzooと共に歩んできた道程だった。もちろん今回のGPで相棒として選んだデッキもナヤzooである。
本当はこれまでGPTや直前トライアルで使ってきたような構成で出る予定だったのが、「3byeが明けた頃にはナヤzooはいないって」「どうせ残ってるのはNLBとかエルフばっかだから」という周囲の意見に従う形で、メインから《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を切るなどした構成に変更した。
1《森/Forest(ALA)》
1《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
4《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
3《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》
3《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
2《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
結局こんな感じになった。ナヤzooが消えるとか正直半信半疑だったのだが、abkn宅に滞在していた俺以外の全員が満場一致で賛同した意見だったので、おとなしくそれに乗った。
R1 bye
R2 bye
R3 bye
R4 エルフ ○×○
1本目
1マリガン後に除去と土地だけのハンドをキープしたら相手のデッキはエルフでしかも動きがクソ遅かったおかげで普通に捌ききれて、数ターン後に引いてきた《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》だけで殴りきって勝ち。
2本目
サイドインしたカードを一切引けず普通にコンボ決められて負け。
3本目
初手が完璧すぎて負ける要素が無かった。
R5 青黒トロン(80岡さん) ○○
1本目
後手2マリガンの相手に対してナカティル猿猿ガドックティーグというブン回りをかましてド圧勝。
2本目
序盤から攻め立てて終始守勢に回る相手に《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》で詰めていって勝ち。試合後手札を見せてもらったら結構強めの内容だったので、途中で少しでも攻勢を緩めたら負けていたと思う。
この時点で5-0・・・あと3戦の内1回勝てれば2日目に進める・・・!!
R6 ナヤzoo(なかしゅーさん) ××
1本目
お互いグダったところで《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を2枚引かれてその差で負けるという、同型でおなじみの光景の負け。
2本目
1本目と同じで一方的に《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》引かれて負け。
R7 青白赤t緑コントロール (キキジキ+やっかい児のコンボ入り) ○××
1本目
先手でブン回って勝ち。
2本目
《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》に対処するために相手が《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をサーチしてきた返しで《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を場に追加するというド下手糞プレイをかましてしまって負け。
3本目
1マリガン後のヌルい初手をキープして普通に捌かれて負け。さすがにもう1回は積極的にマリガンするべきだった。
R8 ナヤzoo(ふじしゅーさん) ××
1本目
先手3マリガンスタートの上に《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》引かれて圧倒的な物量差の前に敗北。
2本目
だから俺の《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》は何処へ行ったんだよ・・・一方的に2枚引かれて物量差で負け。
5-0スタートを見せ付けておきながら「これは2日目確定しただろ・・・」と慢心して調子に乗りまくったためかそのまま3連敗で初日落ちorz
bye抜いて考えると戦績が2-3とか酷すぎだろ。
本当はこれまでGPTや直前トライアルで使ってきたような構成で出る予定だったのが、「3byeが明けた頃にはナヤzooはいないって」「どうせ残ってるのはNLBとかエルフばっかだから」という周囲の意見に従う形で、メインから《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を切るなどした構成に変更した。
1《森/Forest(ALA)》
1《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
4《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
3《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》
3《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
2《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
結局こんな感じになった。ナヤzooが消えるとか正直半信半疑だったのだが、abkn宅に滞在していた俺以外の全員が満場一致で賛同した意見だったので、おとなしくそれに乗った。
R1 bye
R2 bye
R3 bye
R4 エルフ ○×○
1本目
1マリガン後に除去と土地だけのハンドをキープしたら相手のデッキはエルフでしかも動きがクソ遅かったおかげで普通に捌ききれて、数ターン後に引いてきた《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》だけで殴りきって勝ち。
2本目
サイドインしたカードを一切引けず普通にコンボ決められて負け。
3本目
初手が完璧すぎて負ける要素が無かった。
R5 青黒トロン(80岡さん) ○○
1本目
後手2マリガンの相手に対してナカティル猿猿ガドックティーグというブン回りをかましてド圧勝。
2本目
序盤から攻め立てて終始守勢に回る相手に《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》で詰めていって勝ち。試合後手札を見せてもらったら結構強めの内容だったので、途中で少しでも攻勢を緩めたら負けていたと思う。
この時点で5-0・・・あと3戦の内1回勝てれば2日目に進める・・・!!
R6 ナヤzoo(なかしゅーさん) ××
1本目
お互いグダったところで《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を2枚引かれてその差で負けるという、同型でおなじみの光景の負け。
2本目
1本目と同じで一方的に《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》引かれて負け。
R7 青白赤t緑コントロール (キキジキ+やっかい児のコンボ入り) ○××
1本目
先手でブン回って勝ち。
2本目
《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》に対処するために相手が《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をサーチしてきた返しで《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を場に追加するというド下手糞プレイをかましてしまって負け。
3本目
1マリガン後のヌルい初手をキープして普通に捌かれて負け。さすがにもう1回は積極的にマリガンするべきだった。
R8 ナヤzoo(ふじしゅーさん) ××
1本目
先手3マリガンスタートの上に《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》引かれて圧倒的な物量差の前に敗北。
2本目
だから俺の《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》は何処へ行ったんだよ・・・一方的に2枚引かれて物量差で負け。
5-0スタートを見せ付けておきながら「これは2日目確定しただろ・・・」と慢心して調子に乗りまくったためかそのまま3連敗で初日落ちorz
bye抜いて考えると戦績が2-3とか酷すぎだろ。
GPT神戸@大阪2次
2009年4月12日 TCG全般 目が覚めたら時刻は9時半。またも寝落ちか・・・とがっかりしてその旨をメールして2度寝しようとしたら、「まだギリで間に合うんじゃね?」と返事がきて調べてみたら本当に間に合いそうだったので急いで用意して出発。代理で受付をしてもらえていたので、何とかR1開始までには間に合った。
さて、そんな本日の俺のデッキも当然ナヤZooでござる。
1《森/Forest(ALA)》
1《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
1《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
1《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
2《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
3《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
R1 ナヤZoo ○×○
1本目
《流刑への道/Path to Exile(CON)》と《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をたくさん引いて勝ち。
2本目
後手3マリ。タルモソクターと並べて場を固めようとするが《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》2枚引かれて負け。
3本目
ナカティル→猿、猿→ソクター→相手の後手3t目ソクターを流刑しつつ3枚目の猿→2枚目のソクター・・・圧勝。
R2 青黒t赤NLB? ○○
1本目
待機された《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》が怖くてなかなか攻めきれずだらだら試合が長引く。こっちの残ライフが11の時、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》をターン終了時に出されてブロッカーがいなくなり、《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》蘇生からキレガルガドンされて負け・・・だったのに相手が死霊を蘇生せずに攻撃するミスを犯したので、置いてあった《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》でヴェンセールを除去ってなんとかライフ2で踏みとどまる。この差が響いて奇跡の逆転勝利。
2本目
相手の土地が2枚で止まりました。
R3 スワンアサルトローム ○○
1本目
後手3マリ。土地が2枚で止まって既に心が折れかけていたが、しかし相手も土地が2枚で止まっていて、《きらめく願い/Glittering Wish(FUT)》で《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》を持ってくるぐらいしか動きがない。お互い《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を並べあって膠着するが、3枚目の土地を引いてこれて《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》を2連打して守りを抉じ開けて殴って勝ち。
2本目
また後手3マリ。互いに《流刑への道/Path to Exile(CON)》を打ち合って土地は伸びていたが有効牌を引くことが出来ず、相手もサイクリングを繰り返すのみ。《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》が場に出たものの、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》がなかったのでそのまま無双とは行かず、引かれる前に猿とソクターで押し切って勝ち。
R4 ナヤZoo ×○×
1本目
お互いグダグダになってトップ勝負になったところで《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を2枚引かれて負け。
2本目
先手でぶんぶんぶん。
3本目
猿猿ナカティル流刑ヘリックス輪赤緑フェッチという7枚の初手に対して後手であることを考慮した上でキープしたら2枚目の土地を引けなくて負け。
R5 ナヤZoo(サキト) ××
1本目
《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》2連打がきつすぎて負け。
2本目
まずサイドボーディングでoutするものを間違え、inするものを間違え、試合中にいろいろ間違え、その積み重ねの結果として十手の上にカウンターが8個ぐらい乗って負け。《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》うっかり全抜きとか俺何やってんだ・・・orz
R6 赤バーン(けんけんさん) ×○○
1本目
ちょっと初動が遅いけど《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》があって、元々ショックランドはタップインで出すつもりだったからどのみち展開は遅れるものと割り切ってキープしたら、《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》張られてプラン崩壊して負け。
2本目
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》2枚引いて勝ち。
3本目
2t目に置いた《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を指定したらそれがブッ刺さってライフに余裕が生まれる。《つっかかり/Lash Out(LRW)》の激突で毎回相手が土地を捲ってくれるラッキーもあって勝ち。
R7 青黒トロン(アソパソマソさん) トス
アソパソマソ「abknってもう3byeあるしここはトスってくれるよねー?」
abkn「は?何言ってんの?馬鹿なの?死ぬの?」
アソパソマソ「ちょww空気読めww」
abkn「じゃあ1本目取れたらトスってあげるよ」
1本目
最高のブン回りを見せ付けられた。約束通りトスってあげた。
練習として一応残り2本やったら、2本目はこっちが先手でブン回って勝ちで、3本目は無限《精神隷属器/Mindslaver(MRD)》に入りかけて相手が油断した隙を突いた《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》が強すぎて勝ち。
結局最後トスったのが響いて、R6終了時点では11位だったのが最終順位は18位にまで落ちて賞品はもらえず。ちなみに17位までが賞品圏内・・・最近こんなのばっかじゃねーかorz
さて、そんな本日の俺のデッキも当然ナヤZooでござる。
1《森/Forest(ALA)》
1《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
1《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
1《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
2《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
3《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
R1 ナヤZoo ○×○
1本目
《流刑への道/Path to Exile(CON)》と《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をたくさん引いて勝ち。
2本目
後手3マリ。タルモソクターと並べて場を固めようとするが《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》2枚引かれて負け。
3本目
ナカティル→猿、猿→ソクター→相手の後手3t目ソクターを流刑しつつ3枚目の猿→2枚目のソクター・・・圧勝。
R2 青黒t赤NLB? ○○
1本目
待機された《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》が怖くてなかなか攻めきれずだらだら試合が長引く。こっちの残ライフが11の時、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》をターン終了時に出されてブロッカーがいなくなり、《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter(ALA)》蘇生からキレガルガドンされて負け・・・だったのに相手が死霊を蘇生せずに攻撃するミスを犯したので、置いてあった《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》でヴェンセールを除去ってなんとかライフ2で踏みとどまる。この差が響いて奇跡の逆転勝利。
2本目
相手の土地が2枚で止まりました。
R3 スワンアサルトローム ○○
1本目
後手3マリ。土地が2枚で止まって既に心が折れかけていたが、しかし相手も土地が2枚で止まっていて、《きらめく願い/Glittering Wish(FUT)》で《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》を持ってくるぐらいしか動きがない。お互い《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を並べあって膠着するが、3枚目の土地を引いてこれて《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》を2連打して守りを抉じ開けて殴って勝ち。
2本目
また後手3マリ。互いに《流刑への道/Path to Exile(CON)》を打ち合って土地は伸びていたが有効牌を引くことが出来ず、相手もサイクリングを繰り返すのみ。《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》が場に出たものの、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》がなかったのでそのまま無双とは行かず、引かれる前に猿とソクターで押し切って勝ち。
R4 ナヤZoo ×○×
1本目
お互いグダグダになってトップ勝負になったところで《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を2枚引かれて負け。
2本目
先手でぶんぶんぶん。
3本目
猿猿ナカティル流刑ヘリックス輪赤緑フェッチという7枚の初手に対して後手であることを考慮した上でキープしたら2枚目の土地を引けなくて負け。
R5 ナヤZoo(サキト) ××
1本目
《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》2連打がきつすぎて負け。
2本目
まずサイドボーディングでoutするものを間違え、inするものを間違え、試合中にいろいろ間違え、その積み重ねの結果として十手の上にカウンターが8個ぐらい乗って負け。《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》うっかり全抜きとか俺何やってんだ・・・orz
R6 赤バーン(けんけんさん) ×○○
1本目
ちょっと初動が遅いけど《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》があって、元々ショックランドはタップインで出すつもりだったからどのみち展開は遅れるものと割り切ってキープしたら、《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》張られてプラン崩壊して負け。
2本目
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》2枚引いて勝ち。
3本目
2t目に置いた《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を指定したらそれがブッ刺さってライフに余裕が生まれる。《つっかかり/Lash Out(LRW)》の激突で毎回相手が土地を捲ってくれるラッキーもあって勝ち。
R7 青黒トロン(アソパソマソさん) トス
アソパソマソ「abknってもう3byeあるしここはトスってくれるよねー?」
abkn「は?何言ってんの?馬鹿なの?死ぬの?」
アソパソマソ「ちょww空気読めww」
abkn「じゃあ1本目取れたらトスってあげるよ」
1本目
最高のブン回りを見せ付けられた。約束通りトスってあげた。
練習として一応残り2本やったら、2本目はこっちが先手でブン回って勝ちで、3本目は無限《精神隷属器/Mindslaver(MRD)》に入りかけて相手が油断した隙を突いた《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》が強すぎて勝ち。
結局最後トスったのが響いて、R6終了時点では11位だったのが最終順位は18位にまで落ちて賞品はもらえず。ちなみに17位までが賞品圏内・・・最近こんなのばっかじゃねーかorz
結局先週末もPTQ・GPTに出なかったので、約3週間ぶりのエクテン。デッキは例によってナヤZoo。
『オカメデックウィン』(←特に意味は無い)
1《森/Forest(ALA)》
1《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
1《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
2《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
3《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》
3《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
2《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
R1 TEPS ×○×
1本目
後手だったから負け。
2本目
先手だったから勝ち。
3本目
後手だったから負け。
なにこれぇ
R2 白単ウィニー ○○
1本目
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TSB)》《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(10E)》と並べられて《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》まで出てきて一気にきつくなるが、《流刑への道/Path to Exile(CON)》と《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をツモってヴェクパラと剣を除外したら相手の動きが止まって、ただ殴るしか出来ない僧侶を尻目に《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》でゴリ押して勝ち。
2本目
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》無双して勝ち。
R3 親和 ○○
1本目
相手が《大薙刀/O-Naginata(SOK)》のトランプル付加を失念してたのか本体にダメージを貫通させる旨を全然宣言しなかったので何故か生き残って(多分10点ぐらい稼いだ)、適当に捌いて後は相性差で勝ち。
2本目
相手の初動は《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》→《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》と良い感じだったが、その2体を除去したらその後装備品しか引かれなかった。圧勝。
R4 NLB ○×○
1本目
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を引かれなかったので先手の利で勝ち。
2本目
ただひたすらに粘られて、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に殴られつつ《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》と《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》でスペルも全部ケア、って場面にまで持って行かれて、一方で俺の手札は《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》×3・・・orz 当然負け。
3本目
相手の序盤の動きが《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を連続で待機するだけで場に干渉しないでくれたので、待機が明ける前に場を制圧して、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》その他でシャクられないように注意しながら詰めていって勝ち。
R5 NLB ×○○
1本目
後手2マリガンするもナカティル猿タルモ十手と展開して場を作ろうとするが、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》がどうしようもない。《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》もきっちり《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》されて負け。
2本目
ブン回って勝ち。
3本目
相手の土地がしばらく《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》2枚で止まって、2枚目の青マナを引かれる前に場を固めて勝ち。
R6 ID
4-1-1で5位抜け。Top8に残ったのはエルフ×2、TEPS×2、赤バーン、NLB、トロン 、ナヤZoo(俺)だったかな。よく覚えてない。
準々決勝 赤バーン(けんけんさん) ×○○
1本目
本体目掛けて3点火力を連打されて気づいたら残ライフが6になってて、手札の《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》と合わせて火力なら何でもおkってところできっちり《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》トップされて負け。
2本目
こっち先手ブン回りの一方で相手が何も有効牌を引けすそのまま圧勝した。
3本目
《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》2体でゴリ押して、《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》で捲られそうになるも《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》と《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》でなんとかケアする。最後3点火力をトップされたら負けだったけど引かれず勝ち。
準決勝 エルフ ×○×
1本目
1マリガンから除去なしの初手をキープしたら先手3キルされた。
2本目
相手の初動の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》を焼いたら相手の土地が1枚で止まって、そこから《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》でクロックをかけつつ除去を繰り返して勝ち。
3本目
《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》を打つタイミングをミスって攻勢に転じるのが1ターン遅れる。4枚目の土地か2枚目の《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》が来れば(多分)勝てるって場面になるも4ターンくらいずっと引けず、その間に相手の手札も充実してきて《威厳の魔力/Regal Force(EVE)》で7枚くらい引かれてそのまま場がエルフで埋め尽くされて《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》で流弾もケアされて負け。
明日もGPT神戸でエクテン。直前トライアルも出れるか微妙なので、GP本戦前の実践はそれが最後かも。
『オカメデックウィン』(←特に意味は無い)
1《森/Forest(ALA)》
1《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
1《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
4《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
2《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
3《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
4《流刑への道/Path to Exile(CON)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
2《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
4《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》
3《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
2《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar(SCG)》
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》
R1 TEPS ×○×
1本目
後手だったから負け。
2本目
先手だったから勝ち。
3本目
後手だったから負け。
なにこれぇ
R2 白単ウィニー ○○
1本目
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest(TSB)》《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec(10E)》と並べられて《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》まで出てきて一気にきつくなるが、《流刑への道/Path to Exile(CON)》と《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をツモってヴェクパラと剣を除外したら相手の動きが止まって、ただ殴るしか出来ない僧侶を尻目に《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》でゴリ押して勝ち。
2本目
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》無双して勝ち。
R3 親和 ○○
1本目
相手が《大薙刀/O-Naginata(SOK)》のトランプル付加を失念してたのか本体にダメージを貫通させる旨を全然宣言しなかったので何故か生き残って(多分10点ぐらい稼いだ)、適当に捌いて後は相性差で勝ち。
2本目
相手の初動は《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(10E)》《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》→《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》と良い感じだったが、その2体を除去したらその後装備品しか引かれなかった。圧勝。
R4 NLB ○×○
1本目
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を引かれなかったので先手の利で勝ち。
2本目
ただひたすらに粘られて、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に殴られつつ《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》と《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》でスペルも全部ケア、って場面にまで持って行かれて、一方で俺の手札は《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》×3・・・orz 当然負け。
3本目
相手の序盤の動きが《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を連続で待機するだけで場に干渉しないでくれたので、待機が明ける前に場を制圧して、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》その他でシャクられないように注意しながら詰めていって勝ち。
R5 NLB ×○○
1本目
後手2マリガンするもナカティル猿タルモ十手と展開して場を作ろうとするが、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》がどうしようもない。《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》もきっちり《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》されて負け。
2本目
ブン回って勝ち。
3本目
相手の土地がしばらく《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》2枚で止まって、2枚目の青マナを引かれる前に場を固めて勝ち。
R6 ID
4-1-1で5位抜け。Top8に残ったのはエルフ×2、TEPS×2、赤バーン、NLB、トロン 、ナヤZoo(俺)だったかな。よく覚えてない。
準々決勝 赤バーン(けんけんさん) ×○○
1本目
本体目掛けて3点火力を連打されて気づいたら残ライフが6になってて、手札の《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》と合わせて火力なら何でもおkってところできっちり《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》トップされて負け。
2本目
こっち先手ブン回りの一方で相手が何も有効牌を引けすそのまま圧勝した。
3本目
《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》2体でゴリ押して、《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》で捲られそうになるも《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》と《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》でなんとかケアする。最後3点火力をトップされたら負けだったけど引かれず勝ち。
準決勝 エルフ ×○×
1本目
1マリガンから除去なしの初手をキープしたら先手3キルされた。
2本目
相手の初動の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》を焼いたら相手の土地が1枚で止まって、そこから《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》でクロックをかけつつ除去を繰り返して勝ち。
3本目
《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》を打つタイミングをミスって攻勢に転じるのが1ターン遅れる。4枚目の土地か2枚目の《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》が来れば(多分)勝てるって場面になるも4ターンくらいずっと引けず、その間に相手の手札も充実してきて《威厳の魔力/Regal Force(EVE)》で7枚くらい引かれてそのまま場がエルフで埋め尽くされて《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender(LRW)》で流弾もケアされて負け。
明日もGPT神戸でエクテン。直前トライアルも出れるか微妙なので、GP本戦前の実践はそれが最後かも。
《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
2009年4月4日 TCG全般 が1枚行方不明です。
10版のが1枚と神河のが21枚。
誰か心当たりある人は教えて。
<追記>
10版の分は行方が判明した。残り2枚は未だ不明。
<追記2>
神河の1枚目も判明。残るはあと1枚。
誰か心当たりある人は教えて。
<追記>
10版の分は行方が判明した。残り2枚は未だ不明。
<追記2>
神河の1枚目も判明。残るはあと1枚。
土曜
GPTバルセロナ?
→前夜が飲み会だったため不参加
くさかんむり杯
→同上
日曜
PTQホノルル
→寝落ち
Limits予選
→同上
全然マジックしてねぇ・・・
GPTバルセロナ?
→前夜が飲み会だったため不参加
くさかんむり杯
→同上
日曜
PTQホノルル
→寝落ち
Limits予選
→同上
全然マジックしてねぇ・・・
勝手にGPシンガポール09日本語版カバレッジ
2009年3月25日 TCG全般初日編
Round 4 Olivier Ruel vs Gaudenis Vidugiri
http://80962.diarynote.jp/200903212151073233
Round 6 Paulo Vitor Damo de Rosa vs 彌永 淳也
http://80962.diarynote.jp/200903212243489074
Round 8 Martin Juza vs Wind Pang
http://80962.diarynote.jp/200903220020106445
二日目編
Round 9 北山 雅也 vs Sam Black
http://80962.diarynote.jp/200903251408288176
Round 11 中村 修平 vs 高橋 優太
http://80962.diarynote.jp/200903251413105382
Round 12 Zac Hill vs Wind Pang
http://80962.diarynote.jp/200903251425462061
Round 14 高橋 優太 vs Bao Feng
http://60486.diarynote.jp/200903221914431689 (だらだらMTG より)
決勝ラウンド編
準々決勝 Sam Black vs 斎藤 友晴
http://80962.diarynote.jp/200903251718393560
準決勝 Chin Heng Tan vs 北山 雅也
http://80962.diarynote.jp/200903251943016928
準決勝 高橋 優太 vs 斎藤 友晴
http://80962.diarynote.jp/200903252139005963
決勝 北山 雅也 vs 斎藤 友晴
http://d.hatena.ne.jp/SUKE/20090322 (ほいーる おぶ ふぉーちゅん より)
Round 4 Olivier Ruel vs Gaudenis Vidugiri
http://80962.diarynote.jp/200903212151073233
Round 6 Paulo Vitor Damo de Rosa vs 彌永 淳也
http://80962.diarynote.jp/200903212243489074
Round 8 Martin Juza vs Wind Pang
http://80962.diarynote.jp/200903220020106445
二日目編
Round 9 北山 雅也 vs Sam Black
http://80962.diarynote.jp/200903251408288176
Round 11 中村 修平 vs 高橋 優太
http://80962.diarynote.jp/200903251413105382
Round 12 Zac Hill vs Wind Pang
http://80962.diarynote.jp/200903251425462061
Round 14 高橋 優太 vs Bao Feng
http://60486.diarynote.jp/200903221914431689 (だらだらMTG より)
決勝ラウンド編
準々決勝 Sam Black vs 斎藤 友晴
http://80962.diarynote.jp/200903251718393560
準決勝 Chin Heng Tan vs 北山 雅也
http://80962.diarynote.jp/200903251943016928
準決勝 高橋 優太 vs 斎藤 友晴
http://80962.diarynote.jp/200903252139005963
決勝 北山 雅也 vs 斎藤 友晴
http://d.hatena.ne.jp/SUKE/20090322 (ほいーる おぶ ふぉーちゅん より)
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#15
9対6でダイスロールに勝利した高橋だったが、悪い初手を見てマリガンを選択。斎藤もまた長考するのだが、結局彼は初手をキープした。まず高橋は《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を置き、斎藤も《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》を出すが、即座に起動とは行かなかったために彼のライフは17にならず。2ターン目に高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《沼/Swamp(ALA)》をフェッチして《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出してみるも、それはタ-ン終了時に斎藤から飛ぶ《流刑への道/Path to Exile(CON)》で退場となる。返しで斎藤はライフを14に減らしながら《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》を呼び出した。昨日彼はデッキリスト提出の数分前になってこいつをメインボードに昇格させ、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をサイドに落としたらしい。斎藤が《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と追加する間も高橋は土地を並べるしか出来ず、攻撃を受けて彼のライフは9に落ちる。祈るようにカードを引く高橋だったが、笑いながら手札を場に広げ、首を横に振った。まさに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》が刺さった試合と言え、彼はサイドボードに望みを託した。
Saito 1 – Takahashi 0
再び1マリガンからのスタートとなった高橋だが、斎藤もそれに付き合ってマリガン。まず高橋は17点スタートから《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を落とすが、斎藤もまた17点スタートから《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》といい回り。高橋は《森/Forest(ALA)》を出して自分のターン中に、そして斎藤のターン終了時に《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリングするが、その間に斎藤は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチしてきてナカティルで3点のダメージを与えた。《罪+罰/Crime+Punishment(DIS)》で一旦場を流す高橋だったが、斎藤はそのターン終了時に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を叩き込みつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加してクロックを緩めない。大きさで対抗しようと高橋は4/5の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を送り込むが、これを斎藤は《火葬/Incinerate(10E)》と《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》の合わせ技で排除する。《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》も《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で潰した斎藤だったが、ここで高橋の手から出てきたのは2体目の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》!これを斎藤は対処することが出来ず、ビーストがどんどん高橋の場に増えていく。時間を無駄にしたくない斎藤は、そのままGame 3に向けて頭を切り替えた。
Saito 1 – Takahashi 1
斎藤は《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》×3、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》×2、土地無しという初手を公開して「見て見て、これってフルハウスじゃんwwしかもフラッシュの。全部ナヤのクリーチャーだしさww」と爆笑しながらマリガン。その後6枚の手札を長考の後キープするが、あまり良い内容とは言えず、高橋のターンの終了時に《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチして2ターン目に《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》という初動。一方の高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》を導いて《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリング、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》でそれらを回収して《蟲の収穫/Worm Harvest(EVE)》をディスカードといい感じ。ガドック・ティーグが攻撃して高橋のライフが15になり、斎藤は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を場に追加する。高橋も《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を送り込むが、返しの攻撃はスルーして残りライフは10に。《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加して斎藤はターンを終了した。
高橋は再び《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘せず普通にドローし、《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で斎藤の《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》を捨てさせてから3マナを立たせてターンを終了する。残った1枚の斎藤の手札は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で、これは高橋にとってちょっと困った事態となった。もし彼の手札にプレイできる呪文が無くて、彼が《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を相打ちに取ろうと考えているなら、その計画は大きく狂わさせられてしまうだろう。
返しで斎藤は全軍で突撃を敢行した。《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動しようとした高橋だが、そこに斎藤の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》が突き刺さる。残りライフが9の高橋は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》をチャンプブロックせざるをえず、2体の《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》と《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》の攻撃が通って高橋のライフは3になり、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が帰ってきて残り5に。ターン終了時に《暗黒破/Darkblast(RAV)》でソクターが除去されて斎藤はがっかり。その返しで高橋はめいいっぱい考えた末に《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘することにした。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》、《暗黒破/Darkblast(RAV)》、《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》が捲れ、2枚の《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を回収し土地を置いてターンを返す。
「もし高橋が《根絶/Extirpate(PLC)》をサイドインしていると仮定すると・・・」と斎藤は長考に入り、テーブルジャッジから遅いプレイに対して警告が出される。意を決した斎藤は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を机に叩き付けた。高橋の顔から笑みが零れたが、それは負けを認める潔さによるものだった。斎藤の幸運を祈り、高橋は斎藤に駆け寄った。
Tomoharu Saito defeats Yuuta Takahashi 2 – 1
9対6でダイスロールに勝利した高橋だったが、悪い初手を見てマリガンを選択。斎藤もまた長考するのだが、結局彼は初手をキープした。まず高橋は《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を置き、斎藤も《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》を出すが、即座に起動とは行かなかったために彼のライフは17にならず。2ターン目に高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《沼/Swamp(ALA)》をフェッチして《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出してみるも、それはタ-ン終了時に斎藤から飛ぶ《流刑への道/Path to Exile(CON)》で退場となる。返しで斎藤はライフを14に減らしながら《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》を呼び出した。昨日彼はデッキリスト提出の数分前になってこいつをメインボードに昇格させ、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をサイドに落としたらしい。斎藤が《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と追加する間も高橋は土地を並べるしか出来ず、攻撃を受けて彼のライフは9に落ちる。祈るようにカードを引く高橋だったが、笑いながら手札を場に広げ、首を横に振った。まさに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》が刺さった試合と言え、彼はサイドボードに望みを託した。
Saito 1 – Takahashi 0
再び1マリガンからのスタートとなった高橋だが、斎藤もそれに付き合ってマリガン。まず高橋は17点スタートから《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を落とすが、斎藤もまた17点スタートから《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》といい回り。高橋は《森/Forest(ALA)》を出して自分のターン中に、そして斎藤のターン終了時に《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリングするが、その間に斎藤は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチしてきてナカティルで3点のダメージを与えた。《罪+罰/Crime+Punishment(DIS)》で一旦場を流す高橋だったが、斎藤はそのターン終了時に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を叩き込みつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加してクロックを緩めない。大きさで対抗しようと高橋は4/5の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を送り込むが、これを斎藤は《火葬/Incinerate(10E)》と《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》の合わせ技で排除する。《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》も《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で潰した斎藤だったが、ここで高橋の手から出てきたのは2体目の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》!これを斎藤は対処することが出来ず、ビーストがどんどん高橋の場に増えていく。時間を無駄にしたくない斎藤は、そのままGame 3に向けて頭を切り替えた。
Saito 1 – Takahashi 1
斎藤は《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》×3、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》×2、土地無しという初手を公開して「見て見て、これってフルハウスじゃんwwしかもフラッシュの。全部ナヤのクリーチャーだしさww」と爆笑しながらマリガン。その後6枚の手札を長考の後キープするが、あまり良い内容とは言えず、高橋のターンの終了時に《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチして2ターン目に《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》という初動。一方の高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》を導いて《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリング、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》でそれらを回収して《蟲の収穫/Worm Harvest(EVE)》をディスカードといい感じ。ガドック・ティーグが攻撃して高橋のライフが15になり、斎藤は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を場に追加する。高橋も《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を送り込むが、返しの攻撃はスルーして残りライフは10に。《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加して斎藤はターンを終了した。
高橋は再び《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘せず普通にドローし、《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で斎藤の《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》を捨てさせてから3マナを立たせてターンを終了する。残った1枚の斎藤の手札は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で、これは高橋にとってちょっと困った事態となった。もし彼の手札にプレイできる呪文が無くて、彼が《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を相打ちに取ろうと考えているなら、その計画は大きく狂わさせられてしまうだろう。
返しで斎藤は全軍で突撃を敢行した。《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動しようとした高橋だが、そこに斎藤の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》が突き刺さる。残りライフが9の高橋は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》をチャンプブロックせざるをえず、2体の《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》と《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》の攻撃が通って高橋のライフは3になり、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が帰ってきて残り5に。ターン終了時に《暗黒破/Darkblast(RAV)》でソクターが除去されて斎藤はがっかり。その返しで高橋はめいいっぱい考えた末に《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘することにした。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》、《暗黒破/Darkblast(RAV)》、《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》が捲れ、2枚の《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を回収し土地を置いてターンを返す。
「もし高橋が《根絶/Extirpate(PLC)》をサイドインしていると仮定すると・・・」と斎藤は長考に入り、テーブルジャッジから遅いプレイに対して警告が出される。意を決した斎藤は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を机に叩き付けた。高橋の顔から笑みが零れたが、それは負けを認める潔さによるものだった。斎藤の幸運を祈り、高橋は斎藤に駆け寄った。
Tomoharu Saito defeats Yuuta Takahashi 2 – 1
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#14
斎藤とBlackの試合が終わった頃、北山雅也とChin Heng Tanは準決勝を戦っていた。ちょうどTanが1本目を取り北山が2本目を取り返した所で、これはNext Level Blueのミラーマッチである。
両者共に十分な数の土地をコントロールしていたが、Tanのコントロールする《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》が強くて北山は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を有効活用できていない。そのままTanの土地がどんどん伸びていき、ついに2体の《変わり谷/Mutavault(MOR)》が戦闘に送り出される。北山も《変わり谷/Mutavault(MOR)》をコントロ-ルしていたものの、枷で奪われてしまってブロックは叶わず、さらに2回目の攻撃を受けて北山のライフは10に落ちる。北山も《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で応戦してみるものの、当然そのコントロールは奪われ、未だ《変わり谷/Mutavault(MOR)》は止まらない。北山は、解決策を求めてその頭脳をフル回転させ、結局、枷が寝ているうちに十手を谷に装備させ攻撃し、さらに《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を場に追加してターンを終了した。
Tanは《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を起こして《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》は返却し、代わりに《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を奪うことにした。それを北山は《もみ消し/Stifle(SCG)》。Tanは肩をすくめながら自身もタルモゴイフを呼び出し、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機してターンを終了する。北山は攻撃を継続するためにまずTanのタルモゴイフを《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》しようと試み、Tanは残されたマナで《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》してみるが、北山は3マナの支払いに応じ、無事解決される。さらに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》に装備しようとするのだが、これはTanがもみ消した。攻撃を受けて、現在のライフはTanが8に対し北山は5だ。
Tanはメインフェイズに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して対消滅させ、北山の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》という手札を確認してからターンを終了する。アンタップ状態の《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を見ながら、北山は攻撃前に長考。結局2体の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》で攻撃することを選択し、予定通りにTanは1体を枷で奪ってもう1体をブロック、十手のカウンターが消費されてタルモゴイフが1体墓地に落ちる。ターンが返って、枷をアンタップしたTanは残りの1体のタルモゴイフを奪い取り、さらに2体目のそれを場に送り込もうとするが、それを北山は2体の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で強引にカウンターした。ライフの面ではTanがわずかに有利だが、それは枷があってこその綱渡りな差だ。Tanの《変わり谷/Mutavault(MOR)》が再び攻撃するが、十手のおかげで北山はかろうじて命を繋ぎとめる。再び《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》によってタルモゴイフが奪われたことで、もはやどっちがそのオーナーなのかスリーブを見なくては分からなくなってしまった。
再び北山が攻撃を宣言しようとした所で、Tanは奪われた《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》で奪い返そうとするが、ここで北山の会心の一撃《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》が炸裂!Tanは微笑み、手を差し出して北山の勝利を祝福した。
Masaya Kitayama defeats Chin Heng Tan 2 – 1
斎藤とBlackの試合が終わった頃、北山雅也とChin Heng Tanは準決勝を戦っていた。ちょうどTanが1本目を取り北山が2本目を取り返した所で、これはNext Level Blueのミラーマッチである。
両者共に十分な数の土地をコントロールしていたが、Tanのコントロールする《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》が強くて北山は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を有効活用できていない。そのままTanの土地がどんどん伸びていき、ついに2体の《変わり谷/Mutavault(MOR)》が戦闘に送り出される。北山も《変わり谷/Mutavault(MOR)》をコントロ-ルしていたものの、枷で奪われてしまってブロックは叶わず、さらに2回目の攻撃を受けて北山のライフは10に落ちる。北山も《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で応戦してみるものの、当然そのコントロールは奪われ、未だ《変わり谷/Mutavault(MOR)》は止まらない。北山は、解決策を求めてその頭脳をフル回転させ、結局、枷が寝ているうちに十手を谷に装備させ攻撃し、さらに《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を場に追加してターンを終了した。
Tanは《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を起こして《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》は返却し、代わりに《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を奪うことにした。それを北山は《もみ消し/Stifle(SCG)》。Tanは肩をすくめながら自身もタルモゴイフを呼び出し、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機してターンを終了する。北山は攻撃を継続するためにまずTanのタルモゴイフを《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》しようと試み、Tanは残されたマナで《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》してみるが、北山は3マナの支払いに応じ、無事解決される。さらに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》に装備しようとするのだが、これはTanがもみ消した。攻撃を受けて、現在のライフはTanが8に対し北山は5だ。
Tanはメインフェイズに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して対消滅させ、北山の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》という手札を確認してからターンを終了する。アンタップ状態の《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を見ながら、北山は攻撃前に長考。結局2体の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》で攻撃することを選択し、予定通りにTanは1体を枷で奪ってもう1体をブロック、十手のカウンターが消費されてタルモゴイフが1体墓地に落ちる。ターンが返って、枷をアンタップしたTanは残りの1体のタルモゴイフを奪い取り、さらに2体目のそれを場に送り込もうとするが、それを北山は2体の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で強引にカウンターした。ライフの面ではTanがわずかに有利だが、それは枷があってこその綱渡りな差だ。Tanの《変わり谷/Mutavault(MOR)》が再び攻撃するが、十手のおかげで北山はかろうじて命を繋ぎとめる。再び《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》によってタルモゴイフが奪われたことで、もはやどっちがそのオーナーなのかスリーブを見なくては分からなくなってしまった。
再び北山が攻撃を宣言しようとした所で、Tanは奪われた《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》で奪い返そうとするが、ここで北山の会心の一撃《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》が炸裂!Tanは微笑み、手を差し出して北山の勝利を祝福した。
Masaya Kitayama defeats Chin Heng Tan 2 – 1
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#13
他の準々決勝が始まる中、Sam Blackと斎藤友晴は対戦相手のデッキを少しでも記憶しようとデッキリストと睨めっこしていた。ダイスロールに勝ったのはBlackで、「Good luck」とまずは試合前の挨拶から。
Blackは初手を見て、少し考えてからキープ宣言。斎藤はじっくり考えてからマリガン。彼らがライブラリーをシャッフルする間に他の試合を覗いてみたが、Chin Heng Tanは《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》を待機したYong Han Choo相手に《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》でビートダウンしていた。北山雅也もまた《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で守りに入るTzu Ching Kuo相手に同様にビートダウン、ロームを操る高橋優太はx=2で置かれた《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を前に何とか活路を見出そうとしていた。
「Brian KowalはGPシカゴでtop 8に残ったし、Gaudenis (Vidugiris)もGPハノーバーで残ったんだから、今度こそ自分がtop 8に残る番だ」と、以前からSam Blackは息巻いていたらしい。
Blackはまず《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をアンタップインで出しつつ《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。対する斎藤は《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》から《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》をフェッチしてきて《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を召喚。Blackは《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置き、斎藤の《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》フェッチからの攻撃で《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》から3点のダメージがBlackに与えられる。さらに《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》が追加されるものの、少考の後、結局彼は《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》も2体目の《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》も送り出す事無くターンを終了する。予定調和的にBlackは《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》をアンタップで置いて2点のダメージを食らいつつ《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=1で設置。斎藤の次の攻撃でBlackのライフは9に落ちるが、そのターン終了時に爆薬が炸裂した。《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》によってBlackのライフは8に。
斎藤がライフを13に減らしつつ2枚目の《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》を起動してライブラリーをさらに圧縮するのに対し、Blackは幻視の待機が明けるのをただ待つのみ。斎藤は《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》、《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》と追加。さらにフェッチランドを起動しライブラリーをシャッフルするのだが、この時点ではChooと Tanの試合は1-1、北山の試合はほとんど終わっていて、高橋とChenの試合はまだ1本目のようだ。
ようやく幻視の待機が明けて手札が一気に膨れ上がり、Blackはじっくりと思考を練る。結局彼は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を置いただけでターンを終了した。斎藤のドローフェイズにBlackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をプレイ、《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》が抜かれて残ったのは土地が1枚だけ。斎藤はライブラリーから追加のカードを引くことが出来たが、現実は厳しくそれは2枚目の土地だった。他にやることが無い斎藤は《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を戦闘に送り出す。
「ブロックしようか」
「ブロックするの?」
「ブロックするって」
「本当にブロックしていいの?」
「ああ、いざ勝負!」
Blackの叫びに二人とも笑い出してしまい、《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》がBlack本体に飛ぶのだが・・・
「残りライフは17だよ」
「残り7だよね」
「ああ。残りが17だったらよかったのになー」
十手を装備したBlackの《変わり谷/Mutavault(MOR)》が《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》に向かって特攻。猿は谷を制圧することに成功したが、十手のカウンター1つと引き換えに死亡した。斎藤も十手をプレイして対消滅を狙うが、その前にBlackはカウンターを取り除いて2点ゲイン。さらに彼は2枚目の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》を放ち、まもなく十手の上には、とても斎藤が挽回できないぐらいの数のカウンターが乗った。斎藤のターンの終了時にBlackは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》でカードを引き、斎藤の顔を伺って
「アンタップしていいかい?」
「いや、駄目だ」
「・・・」
「だってその前に・・・俺が投了するからね」
二人がサイドボードを入れ替えている一方で、Next Level Blueを使うTanがTEPSを使うChooを2-1で下していた。他の試合は、高橋とChenのそれはGame1の途中だったが、北山はKuoに止めを刺そうかという所だった。
Black 1 – Saito 0
斎藤は再び17点スタートで《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》から入る。一方Blackは《涙の川/River of Tears(FUT)》を置くのみ。斎藤は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を探し出してナカティルをさらに巨大化させ、《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》を置いてターン終了。2ターン目にBlackは《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印して《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機し、《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置いて構える。返しの斎藤の攻撃によってBlackのライフが14に。ちょうどその頃、高橋がChenを相手に1本目を征した。どうやら彼はx = 2で置かれた《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》への回答を見つけたようだ。視点を元に戻して、斎藤は《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》から《山/Mountain(ALA)》を探して《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を召喚した。
ここで北山雅也のフェアリーがTzu Ching Kuoのテゼレッターを打ち破ったようだ。これで残る試合は2つのみ。
Blackは《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで出し、返しの攻撃を受けて彼のライフは6に。さらに戦闘終了後に《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》が場に追加された。ターン終了時に《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で回答を求めるBlackだったが、結局《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置く位しかできない。戦闘前にじっくり計算を始める斎藤に対し、待ちきれなくなったBlackは待機された《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》に手を伸ばし、それで場のカードを掃き集めた。
Black 1 – Saito 1
Game 3に向けてデッキをシャッフルする中、高橋優太のロームがLiang Chenのテゼレッターを2-0で下していた。
Blackは《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》アンタップインの18点スタートから《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。斎藤は長考の末、《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》から《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》をタップインで出しただけでターンを終了した。Blackも《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》を出すのみ。らしくない展開が続く斎藤は、2ターン目も土地を置くだけに止まり、誇らしげに「これぞコントロール・Zooだ!」と宣言。Blackも《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》を置くのみでまたもターンを返し、斎藤の初動の《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》した。4ターン目に初めてBlackは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を出したものの、《変わり谷/Mutavault(MOR)》が無い以上はそれはただの置物だ。5ターン目に斎藤は《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》で2枚の《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を手札に加えた。
幻視の待機が明けたことで、Blackの手札が2倍に増強される。少考の後、《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を奪い、ターンを返して斎藤の反応を見る。斎藤は誘惑蒔きを《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》しつつ、《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を2連続で召喚。Blackは1体を《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》し、そいつに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を持たせた。
斎藤はBlackの土地が1枚しか立っていない間に《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》で十手を破壊しておき、さらに2体で突撃を敢行した。レインジャーとナカティルが相打ち、1体の攻撃が通ってBlackのライフが15に。さらに斎藤は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》2号機を追加してターンを終了する。続くターンにナカティルと一緒に2体を攻撃に参加させるが、Blackはブロッククリーチャー指定前に《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を召喚しチャンプブロック、《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻そうと試みる。ブロックまでは許した斎藤だったが、手札に帰ろうかという所でそこを《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》で狙い打った。
返しでBlackは何もせず。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を対象に取った斎藤の《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》フラッシュバックに対しては、マナソースを減らしたくないと考え、2体目の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で打ち消しにかかる。
2枚目の《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》を抱えていた斎藤だったが、チャンプブロック→《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で回収というBlackの行動を許可した。ターン終了時にBlackは《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を呼び出し、斎藤目掛けて攻撃を開始する。その顔には微笑が湛えられ、何かあるのかと思ったら、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx = 3で置いて斎藤のアップキープに即起動。《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》が葬られただけでなく、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》が壊れたことで《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》が場に舞い戻り、《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を奪い取ろうとする。もちろんこれには斎藤が「待ってました」と《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》で狙い撃ち、ナカティルの一撃を受けてBlackの残りライフは2に。Blackの土地が1枚起きている事を考慮し《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》をすぐに使うことはせず、《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を出して様子を見る。最後のドローを確認したBlackは、握手を求め投了を宣言した。
Tomoharu Saito defeats Sam Black 2 – 1
他の準々決勝が始まる中、Sam Blackと斎藤友晴は対戦相手のデッキを少しでも記憶しようとデッキリストと睨めっこしていた。ダイスロールに勝ったのはBlackで、「Good luck」とまずは試合前の挨拶から。
Blackは初手を見て、少し考えてからキープ宣言。斎藤はじっくり考えてからマリガン。彼らがライブラリーをシャッフルする間に他の試合を覗いてみたが、Chin Heng Tanは《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》を待機したYong Han Choo相手に《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》でビートダウンしていた。北山雅也もまた《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で守りに入るTzu Ching Kuo相手に同様にビートダウン、ロームを操る高橋優太はx=2で置かれた《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を前に何とか活路を見出そうとしていた。
「Brian KowalはGPシカゴでtop 8に残ったし、Gaudenis (Vidugiris)もGPハノーバーで残ったんだから、今度こそ自分がtop 8に残る番だ」と、以前からSam Blackは息巻いていたらしい。
Blackはまず《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をアンタップインで出しつつ《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。対する斎藤は《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》から《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》をフェッチしてきて《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を召喚。Blackは《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置き、斎藤の《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》フェッチからの攻撃で《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》から3点のダメージがBlackに与えられる。さらに《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》が追加されるものの、少考の後、結局彼は《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》も2体目の《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》も送り出す事無くターンを終了する。予定調和的にBlackは《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》をアンタップで置いて2点のダメージを食らいつつ《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=1で設置。斎藤の次の攻撃でBlackのライフは9に落ちるが、そのターン終了時に爆薬が炸裂した。《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》によってBlackのライフは8に。
斎藤がライフを13に減らしつつ2枚目の《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》を起動してライブラリーをさらに圧縮するのに対し、Blackは幻視の待機が明けるのをただ待つのみ。斎藤は《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》、《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》と追加。さらにフェッチランドを起動しライブラリーをシャッフルするのだが、この時点ではChooと Tanの試合は1-1、北山の試合はほとんど終わっていて、高橋とChenの試合はまだ1本目のようだ。
ようやく幻視の待機が明けて手札が一気に膨れ上がり、Blackはじっくりと思考を練る。結局彼は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を置いただけでターンを終了した。斎藤のドローフェイズにBlackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をプレイ、《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》が抜かれて残ったのは土地が1枚だけ。斎藤はライブラリーから追加のカードを引くことが出来たが、現実は厳しくそれは2枚目の土地だった。他にやることが無い斎藤は《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を戦闘に送り出す。
「ブロックしようか」
「ブロックするの?」
「ブロックするって」
「本当にブロックしていいの?」
「ああ、いざ勝負!」
Blackの叫びに二人とも笑い出してしまい、《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》がBlack本体に飛ぶのだが・・・
「残りライフは17だよ」
「残り7だよね」
「ああ。残りが17だったらよかったのになー」
十手を装備したBlackの《変わり谷/Mutavault(MOR)》が《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》に向かって特攻。猿は谷を制圧することに成功したが、十手のカウンター1つと引き換えに死亡した。斎藤も十手をプレイして対消滅を狙うが、その前にBlackはカウンターを取り除いて2点ゲイン。さらに彼は2枚目の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》を放ち、まもなく十手の上には、とても斎藤が挽回できないぐらいの数のカウンターが乗った。斎藤のターンの終了時にBlackは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》でカードを引き、斎藤の顔を伺って
「アンタップしていいかい?」
「いや、駄目だ」
「・・・」
「だってその前に・・・俺が投了するからね」
二人がサイドボードを入れ替えている一方で、Next Level Blueを使うTanがTEPSを使うChooを2-1で下していた。他の試合は、高橋とChenのそれはGame1の途中だったが、北山はKuoに止めを刺そうかという所だった。
Black 1 – Saito 0
斎藤は再び17点スタートで《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》から入る。一方Blackは《涙の川/River of Tears(FUT)》を置くのみ。斎藤は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を探し出してナカティルをさらに巨大化させ、《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》を置いてターン終了。2ターン目にBlackは《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印して《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機し、《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置いて構える。返しの斎藤の攻撃によってBlackのライフが14に。ちょうどその頃、高橋がChenを相手に1本目を征した。どうやら彼はx = 2で置かれた《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》への回答を見つけたようだ。視点を元に戻して、斎藤は《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》から《山/Mountain(ALA)》を探して《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を召喚した。
ここで北山雅也のフェアリーがTzu Ching Kuoのテゼレッターを打ち破ったようだ。これで残る試合は2つのみ。
Blackは《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで出し、返しの攻撃を受けて彼のライフは6に。さらに戦闘終了後に《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》が場に追加された。ターン終了時に《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で回答を求めるBlackだったが、結局《変わり谷/Mutavault(MOR)》を置く位しかできない。戦闘前にじっくり計算を始める斎藤に対し、待ちきれなくなったBlackは待機された《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》に手を伸ばし、それで場のカードを掃き集めた。
Black 1 – Saito 1
Game 3に向けてデッキをシャッフルする中、高橋優太のロームがLiang Chenのテゼレッターを2-0で下していた。
Blackは《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》アンタップインの18点スタートから《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。斎藤は長考の末、《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》から《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》をタップインで出しただけでターンを終了した。Blackも《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》を出すのみ。らしくない展開が続く斎藤は、2ターン目も土地を置くだけに止まり、誇らしげに「これぞコントロール・Zooだ!」と宣言。Blackも《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》を置くのみでまたもターンを返し、斎藤の初動の《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》した。4ターン目に初めてBlackは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を出したものの、《変わり谷/Mutavault(MOR)》が無い以上はそれはただの置物だ。5ターン目に斎藤は《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》で2枚の《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を手札に加えた。
幻視の待機が明けたことで、Blackの手札が2倍に増強される。少考の後、《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》を奪い、ターンを返して斎藤の反応を見る。斎藤は誘惑蒔きを《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》しつつ、《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を2連続で召喚。Blackは1体を《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》し、そいつに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を持たせた。
斎藤はBlackの土地が1枚しか立っていない間に《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》で十手を破壊しておき、さらに2体で突撃を敢行した。レインジャーとナカティルが相打ち、1体の攻撃が通ってBlackのライフが15に。さらに斎藤は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》2号機を追加してターンを終了する。続くターンにナカティルと一緒に2体を攻撃に参加させるが、Blackはブロッククリーチャー指定前に《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を召喚しチャンプブロック、《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻そうと試みる。ブロックまでは許した斎藤だったが、手札に帰ろうかという所でそこを《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》で狙い打った。
返しでBlackは何もせず。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を対象に取った斎藤の《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》フラッシュバックに対しては、マナソースを減らしたくないと考え、2体目の《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で打ち消しにかかる。
2枚目の《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》を抱えていた斎藤だったが、チャンプブロック→《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で回収というBlackの行動を許可した。ターン終了時にBlackは《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を呼び出し、斎藤目掛けて攻撃を開始する。その顔には微笑が湛えられ、何かあるのかと思ったら、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx = 3で置いて斎藤のアップキープに即起動。《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》が葬られただけでなく、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》が壊れたことで《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》が場に舞い戻り、《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を奪い取ろうとする。もちろんこれには斎藤が「待ってました」と《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》で狙い撃ち、ナカティルの一撃を受けてBlackの残りライフは2に。Blackの土地が1枚起きている事を考慮し《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》をすぐに使うことはせず、《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を出して様子を見る。最後のドローを確認したBlackは、握手を求め投了を宣言した。
Tomoharu Saito defeats Sam Black 2 – 1
Round 12-Zac Hill vs Wind Pang
2009年3月25日 TCG全般 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/day2blog#6
初日を全勝で終えたWind Pangだったが、ここまで既に2敗していてスコアは9-2。対戦相手のZac Hillはアメリカ人だが現在はクアラルンプールに居住していて、StarCityGames.com.のコラムでも有名だ。
ダイスロールに勝ったHillは《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から入る。Pangはまず《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》をプレイ、続くターンには《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》と共に突撃させる。そんなことお構い無しとHillはマナベースの拡張に勤しみ、ターン終了時には《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理する。この隙にPangは火力をHillに叩き込むことはせず、かわりにHillのターンの終了時に《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》をぶつける。《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が出てきてそれを差し戻すが、返しでPangは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を通してヴェンセールと《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を相打ちさせる。《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》とのダメージレースに挑まなくてはならなくなったHillは、対象無しの《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を出してみるが、《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》がPangのアップキープにHillに飛ぶ。《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》を受けてHillの残りライフは6、さらに《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》で2に。再び彼のアップキープを迎えるまでにHillは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を対処することが出来ず、彼は《島/Island(ALA)》を片付けてサイドボードに手を伸ばした。
Pang 1 – Hill 0
1ターン目のPangの《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》を受けて、Hillは「またそいつで攻撃するつもりか?」とからかう。2ターン目に土地を置けなかったPangは《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を待機し、それが解決されHillのライフは14に落ちるが、続く《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》はさすがに《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で打ち消す。その間に《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機出来て、落ち着き払った様子のHill。一応《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で手札を確認してみるが、Pangが追加の土地を手にすることを嫌って何も送らないことを選択する。Pangは《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を呼び出し、Hillの攻撃に対して《変わり谷/Mutavault(MOR)》を受け止めつつ三人衆を狙撃する。ようやく2枚目の土地を引いてこれたPangだが、Hillは《変わり谷/Mutavault(MOR)》2号機と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を投入して攻撃を継続。もうすぐ幻視の待機が明けようかという段になって、Hillは2枚目のそれを待機する。それを見て「hoho!」と唸り声を上げるPang。まず《火葬/Incinerate(10E)》を打ち込み《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》を召喚しようとするが、それは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》の妨害にあう。Hillの攻撃によってPangのライフは残り12に。
3枚目の土地を発見できないPangが「ヤバイって、マジヤバイって」と呟くのを尻目に、Hillは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で手札を整理し、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を解き放つ。「オワタ\(^o^)/」と笑いながらPangはカードを片付けた。
Pang 1 – Hill 1
Game3に向けてデッキをシャッフルしている間に、Hillはギャラリーの中にいたマレーシアの友人に「俺達の帽子姿が絶対にカバレッジに載るから!」と話しかけた。
1ターン目に《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》が撃ち込まれてHillのライフが17に落ちるが、返しで彼は《島/Island(ALA)》を置きつつ《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印する。続く2ターン目にはPangは《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を、Hillは《変わり谷/Mutavault(MOR)》を場に並べる。ターン終了時にHillは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》するが、驚くべきことに対応してPangからバーンスペルが飛んでこない。Pangは5枚目の土地として《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》2号機を配置し、「これは赤のドローゴーだね」と笑う。1体目のちらつき蛾で攻撃してみるが、それは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で手札に強制送還。長考の末にPangはそのままターンを返し、ヴェンセールの攻撃は通して2点のダメージが入る。再び2体目のちらつき蛾で攻撃するが、それを受け止めようと《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が場に舞い降りる。「対象は?」とのPangの問いに「you」とHillは返す。結局Pangが対応して《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》をプレイしたため、ちらつき蛾を含めて場が一掃された。
アンタップを迎えたPangは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を送り出し、これをHillは許可するが、ターン終了時に《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》でバウンス。さらに返しで《変わり谷/Mutavault(MOR)》と共に2体で攻撃した。Pangは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を出し直すことしか出来す、とりあえずそれを《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》するHillだが、Pangは十分なマナがあるにもかかわらず3マナを支払わない事を選択した。かわりにそのマナで《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を起動して《変わり谷/Mutavault(MOR)》と相打ちさせる。《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が小突いてPangのライフが6に、そして4に落ちていく。ターン終了時に《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》を試みるも《瞬間凍結/Flashfreeze(10E)》で打ち消され、返しの《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》は通ってHillの残りライフは9だ。《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》で《変わり谷/Mutavault(MOR)》を失う危険性を考慮し、Hillは1体で攻撃してPangの残りライフが2に。Pangは《悪魔火/Demonfire(DIS)》を引き込むことが出来ず、結局《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》によって最後が削りきられた。
Zac Hill defeats Wind Pang 2 – 1
Round 14(高橋 優太 vs Bao Feng 戦)の翻訳は既にまつがんさんがやってくれてるのでそっちを見て下さい。
初日を全勝で終えたWind Pangだったが、ここまで既に2敗していてスコアは9-2。対戦相手のZac Hillはアメリカ人だが現在はクアラルンプールに居住していて、StarCityGames.com.のコラムでも有名だ。
ダイスロールに勝ったHillは《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から入る。Pangはまず《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》をプレイ、続くターンには《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》と共に突撃させる。そんなことお構い無しとHillはマナベースの拡張に勤しみ、ターン終了時には《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理する。この隙にPangは火力をHillに叩き込むことはせず、かわりにHillのターンの終了時に《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》をぶつける。《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が出てきてそれを差し戻すが、返しでPangは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を通してヴェンセールと《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を相打ちさせる。《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》とのダメージレースに挑まなくてはならなくなったHillは、対象無しの《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を出してみるが、《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》がPangのアップキープにHillに飛ぶ。《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》を受けてHillの残りライフは6、さらに《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》で2に。再び彼のアップキープを迎えるまでにHillは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を対処することが出来ず、彼は《島/Island(ALA)》を片付けてサイドボードに手を伸ばした。
Pang 1 – Hill 0
1ターン目のPangの《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》を受けて、Hillは「またそいつで攻撃するつもりか?」とからかう。2ターン目に土地を置けなかったPangは《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を待機し、それが解決されHillのライフは14に落ちるが、続く《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》はさすがに《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で打ち消す。その間に《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機出来て、落ち着き払った様子のHill。一応《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で手札を確認してみるが、Pangが追加の土地を手にすることを嫌って何も送らないことを選択する。Pangは《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を呼び出し、Hillの攻撃に対して《変わり谷/Mutavault(MOR)》を受け止めつつ三人衆を狙撃する。ようやく2枚目の土地を引いてこれたPangだが、Hillは《変わり谷/Mutavault(MOR)》2号機と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を投入して攻撃を継続。もうすぐ幻視の待機が明けようかという段になって、Hillは2枚目のそれを待機する。それを見て「hoho!」と唸り声を上げるPang。まず《火葬/Incinerate(10E)》を打ち込み《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》を召喚しようとするが、それは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》の妨害にあう。Hillの攻撃によってPangのライフは残り12に。
3枚目の土地を発見できないPangが「ヤバイって、マジヤバイって」と呟くのを尻目に、Hillは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で手札を整理し、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を解き放つ。「オワタ\(^o^)/」と笑いながらPangはカードを片付けた。
Pang 1 – Hill 1
Game3に向けてデッキをシャッフルしている間に、Hillはギャラリーの中にいたマレーシアの友人に「俺達の帽子姿が絶対にカバレッジに載るから!」と話しかけた。
1ターン目に《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》が撃ち込まれてHillのライフが17に落ちるが、返しで彼は《島/Island(ALA)》を置きつつ《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印する。続く2ターン目にはPangは《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を、Hillは《変わり谷/Mutavault(MOR)》を場に並べる。ターン終了時にHillは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》するが、驚くべきことに対応してPangからバーンスペルが飛んでこない。Pangは5枚目の土地として《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》2号機を配置し、「これは赤のドローゴーだね」と笑う。1体目のちらつき蛾で攻撃してみるが、それは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で手札に強制送還。長考の末にPangはそのままターンを返し、ヴェンセールの攻撃は通して2点のダメージが入る。再び2体目のちらつき蛾で攻撃するが、それを受け止めようと《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が場に舞い降りる。「対象は?」とのPangの問いに「you」とHillは返す。結局Pangが対応して《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》をプレイしたため、ちらつき蛾を含めて場が一掃された。
アンタップを迎えたPangは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を送り出し、これをHillは許可するが、ターン終了時に《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》でバウンス。さらに返しで《変わり谷/Mutavault(MOR)》と共に2体で攻撃した。Pangは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を出し直すことしか出来す、とりあえずそれを《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》するHillだが、Pangは十分なマナがあるにもかかわらず3マナを支払わない事を選択した。かわりにそのマナで《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を起動して《変わり谷/Mutavault(MOR)》と相打ちさせる。《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が小突いてPangのライフが6に、そして4に落ちていく。ターン終了時に《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》を試みるも《瞬間凍結/Flashfreeze(10E)》で打ち消され、返しの《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》は通ってHillの残りライフは9だ。《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》で《変わり谷/Mutavault(MOR)》を失う危険性を考慮し、Hillは1体で攻撃してPangの残りライフが2に。Pangは《悪魔火/Demonfire(DIS)》を引き込むことが出来ず、結局《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》によって最後が削りきられた。
Zac Hill defeats Wind Pang 2 – 1
Round 14(高橋 優太 vs Bao Feng 戦)の翻訳は既にまつがんさんがやってくれてるのでそっちを見て下さい。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/day2blog#5
スタンダードの静岡、ブロック構築の神戸と、高橋優太は昨年の日本のグランプリをフェアリーで2回優勝した。今週末も彼はグランプリに参加しているわけだが、今回は彼はフェアリーを倒すためのデッキを選択した。対する中村修平は昨年のPoYで、いい試合が期待される。
マリガン後の中村は《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》、《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》と並べることしか出来ず、一方で高橋はデッキの潤滑油である《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を早くも手に入れる。最初の発掘で《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》が墓地に落ち、未だクロックを用意できない中村の手札を《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を使った《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》回顧で攻め始める。中村の最初の行動はターン終了時の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》とそれに続く《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》で、とても脅威だとはいえない。高橋は《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》を発見し、土地を起こして《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》エンジンを回し続ける。なんとか《火葬/Incinerate(10E)》と《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》でそのプレインズウォーカーを葬った中村だが、そんなことは高橋にとって些細な問題だった。彼は発掘で《蟲の収穫/Worm Harvest(EVE)》を墓地に送り込み、1発目の回顧で6体、2発目で7体のトークンを生み出す。《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》でその内1体をブロックできた中村だったが、笑いながらカードを片付けた。
Takahashi 1 – Nakamura 0
Game2は中村は良好なスタートを切れた様子で、《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》から《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》、続いて《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と動く。高橋もまた《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を鏡打ちさせるが、中村はそれが《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で落とせるうちに除去しておく。高橋が《滅び/Damnation(PLC)》で盤面を一掃した時には彼のライフは既に5で、いつ死んでもおかしくない状況だ。中村は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》という怪物を場に解き放つ。高橋も《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth(ONS)》で応じるのだが、それには《流刑への道/Path to Exile(CON)》が飛び、生贄に捧げざるをえない。続くソクターの攻撃で高橋のライフは4に。次のドローがソクターに対処できるものでなかったことを受け、高橋は投了を宣言した。
Takahashi 1 – Nakamura 1
高橋の初動は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《やせた原野/Barren Moor(ONS)》をサイクリング、一方の中村は《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》から17点スタートしつつの《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》という動き。高橋は2ターン目の動きをじっくり考え、結局《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》を落としつつ《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を置いて終了。中村は《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》から《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を導いて早くも彼のライフは14だが、ナカティルを3/3に強化して攻撃しつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を置いて終わり。返しで高橋は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》をプレイするのだが、《流刑への道/Path to Exile(CON)》でそれはゲームから除外される。続く中村の攻撃で高橋のライフは大幅に減少した。
高橋の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》はビーストトークンと引き換えに《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》を受けて死亡。中村の墓地の《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》が睨みを利かせていて、高橋はビーストトークンで中村のクリーチャーとの相打ちが出来ない。《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》と2体の《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》に対抗しようと、高橋は《変わり谷/Mutavault(MOR)》を場に追加する。さらに彼は《罪+罰/Crime+Punishment(DIS)》で中村の場を一掃し、《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリング。返しで中村は《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を設置、現在のライフは高橋が8で中村が12だ。高橋はドローを《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》の発掘に置換し、《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で中村の《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を叩き落しつつ2枚目の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》でビーストトークンを再び生み出す。返しで中村は何も行動を起こすことが出来ない。《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》で削りきられる前に決着をつけようと、高橋はビーストト-クンと《変わり谷/Mutavault(MOR)》で攻撃し中村のライフを7に削り、さらなるビーストトークンを場に追加する。《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》で耐えようとした中村だったが、皮肉にも自身の《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》のために高橋に敗れることとなった。
Yuuta Takahashi defeats Shuuhei Nakamura 2 – 1
スタンダードの静岡、ブロック構築の神戸と、高橋優太は昨年の日本のグランプリをフェアリーで2回優勝した。今週末も彼はグランプリに参加しているわけだが、今回は彼はフェアリーを倒すためのデッキを選択した。対する中村修平は昨年のPoYで、いい試合が期待される。
マリガン後の中村は《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》、《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》と並べることしか出来ず、一方で高橋はデッキの潤滑油である《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を早くも手に入れる。最初の発掘で《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》が墓地に落ち、未だクロックを用意できない中村の手札を《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を使った《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》回顧で攻め始める。中村の最初の行動はターン終了時の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》とそれに続く《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》で、とても脅威だとはいえない。高橋は《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》を発見し、土地を起こして《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》エンジンを回し続ける。なんとか《火葬/Incinerate(10E)》と《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》でそのプレインズウォーカーを葬った中村だが、そんなことは高橋にとって些細な問題だった。彼は発掘で《蟲の収穫/Worm Harvest(EVE)》を墓地に送り込み、1発目の回顧で6体、2発目で7体のトークンを生み出す。《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》でその内1体をブロックできた中村だったが、笑いながらカードを片付けた。
Takahashi 1 – Nakamura 0
Game2は中村は良好なスタートを切れた様子で、《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》から《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》、続いて《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と動く。高橋もまた《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を鏡打ちさせるが、中村はそれが《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で落とせるうちに除去しておく。高橋が《滅び/Damnation(PLC)》で盤面を一掃した時には彼のライフは既に5で、いつ死んでもおかしくない状況だ。中村は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》という怪物を場に解き放つ。高橋も《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth(ONS)》で応じるのだが、それには《流刑への道/Path to Exile(CON)》が飛び、生贄に捧げざるをえない。続くソクターの攻撃で高橋のライフは4に。次のドローがソクターに対処できるものでなかったことを受け、高橋は投了を宣言した。
Takahashi 1 – Nakamura 1
高橋の初動は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《やせた原野/Barren Moor(ONS)》をサイクリング、一方の中村は《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》から17点スタートしつつの《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》という動き。高橋は2ターン目の動きをじっくり考え、結局《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》を落としつつ《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を置いて終了。中村は《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》から《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を導いて早くも彼のライフは14だが、ナカティルを3/3に強化して攻撃しつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を置いて終わり。返しで高橋は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》をプレイするのだが、《流刑への道/Path to Exile(CON)》でそれはゲームから除外される。続く中村の攻撃で高橋のライフは大幅に減少した。
高橋の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》はビーストトークンと引き換えに《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》を受けて死亡。中村の墓地の《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》が睨みを利かせていて、高橋はビーストトークンで中村のクリーチャーとの相打ちが出来ない。《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》と2体の《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》に対抗しようと、高橋は《変わり谷/Mutavault(MOR)》を場に追加する。さらに彼は《罪+罰/Crime+Punishment(DIS)》で中村の場を一掃し、《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリング。返しで中村は《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を設置、現在のライフは高橋が8で中村が12だ。高橋はドローを《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》の発掘に置換し、《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で中村の《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を叩き落しつつ2枚目の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》でビーストトークンを再び生み出す。返しで中村は何も行動を起こすことが出来ない。《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》で削りきられる前に決着をつけようと、高橋はビーストト-クンと《変わり谷/Mutavault(MOR)》で攻撃し中村のライフを7に削り、さらなるビーストトークンを場に追加する。《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》で耐えようとした中村だったが、皮肉にも自身の《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》のために高橋に敗れることとなった。
Yuuta Takahashi defeats Shuuhei Nakamura 2 – 1
Round 9 – Masaya Kitayama vs Sam Black
2009年3月25日 TCG全般 喰霊とかなのはとか桜蘭ホスト部とか昔のアニメを見返してたら翻訳が全然進まなかった。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/day2blog#2
Sam Blackと北山雅也の二人は青いコントロールで初日を全勝した。Blackはフェアリー、北山はNext Level Blueだ。
毎回対戦相手からダイスを借りるBlackだが今回もその例に漏れず、しかしダイスロールではちゃっかり11対5で勝って先手。まずは《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。北山は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》でマナベースを整えつつ、ターン終了時に出てくるBlackの《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で打ち消すが、Blackの幻視のカウントダウンは止まらない。《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》に対し北山からカウンターは飛ばず、何事も無く解決され、Blackは2枚目の幻視を待機してターンを終了しようとするが、ここで北山が《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を、それに対しBlackが《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》を、そしてさらに北山が《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》とカウンターが飛び交い、三人衆は無事解決される。Blackの手札から《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》を抜いて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備させ攻撃、Blackのライフを17に落とす。これでタップアウトしてしまった北山に対し、Blackは自分も《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して対消滅を狙う。《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》×2、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》という手札から《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》が消えた。さらにx=2で《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を置いて、場の十手だけでなく手札のタルモゴイフをも無力化させる。それにも動じない北山は、たった今引いてきた《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を場に送る。
Blackの次の一手は、まず《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理、さらに2枚目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》で引き増す。彼の手札は北山のそれよりも遥かに多くなった。さらに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を出して対消滅させ、2枚目の十手を場に出す。ターン終了時に北山は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》をバウンスし、Blackはディスカードを強いられる。十手をコントロールしているのはBlackだけ、その横にはx=2の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》という状況を鑑みて、北山は《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を場に送り込むことを選択する。1枚目は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》されるが、2枚目は無事通った。手札で勝るが盤面では負けているBlackは、口をすぼめながら次の行動について熟考する。北山は《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動して3体で攻撃、Blackも一応《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動してみるのだが、予定調和的に《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》で奪われてBlackのライフは6に。ターンが帰ってきて、Blackもまた《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を奪う。北山が枷をアンタップすることを選んだため《変わり谷/Mutavault(MOR)》は解放され、そのままターンを終了する。これで返しでBlackが十手を装備して攻撃してきても無効化できる。
Blackは《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に十手を装備させ攻撃しようとするが、その前に枷で誘惑蒔きが奪われ攻撃に行きづらくなる。第二メインフェイズにBlackは2枚目の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を奪い残り6のライフを守りに行き、返しに北山は何も出来ずターンをそのまま返すしかない。長期戦の模様を呈してきたが、現在の手札はBlackが5枚なのに対し北山は2枚、しかもBlackは2枚の《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》をコントロールしていてBlack有利か?彼は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を試みたがそれを北山は《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でカウンター、しかしさらなる《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が出てきて、北山の《変わり谷/Mutavault(MOR)》、《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》という残り2枚の手札が公開される。
アンタップを迎え、Blackは三人衆に十手を装備して《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》と共に攻撃。北山が《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でそれをブロックし、ダメージ解決前に《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で三人衆が手札に帰還する。再びそれを出し直して、今度は自分を対象に《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》を底に送って手札を整理し、3枚目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機してターンを終了した。またも北山は《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》を置くだけしか出来ない。Blackも返しで先程と全く同じ行動を取ってターンを終了するのみ。
ようやく自身も《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機することが叶った北山だったが、試合終了まで残された時間は少ない。未だ同じサイクルを続けるだけのBlackだが、それだけで北山のライフは少しずつ減っていき、Blackの手札はより良い物になっていく。ここで北山はそれまでとは違う行動に出た。《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でブロックする先を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》ではなく《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》に変更したのだ。それを受けて、Blackはまず自身の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を手札に戻し、それによって《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が北山の支配下に戻る。それを北山は《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻し、再召喚してBlackの《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をバウンスした。戦闘が終わり、Blackは手札に戻した《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を再召喚して北山の《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を奪った。全体を通してみると、結局盤面に大きな変化は見られないものの、北山はこのターンを1点のダメージも受けずに凌げたことになり、実に上手いプレイングだと言えるだろう。Blackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出し直して《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を底に送り、十手を《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に装備させてターンを終了した。
Blackは北山のターンの終了時に《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を手札に戻して再召喚し、《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》という北山の手札を確認する。これで返しに明ける《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を邪魔するものが無いことが判明した。この時点で残された試合時間は10分しかないが、どちらのプレーヤーもGame 1を勝利するにはまだまだ掛かりそうだ。その時Blackが動いた。彼は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を呼び出し北山のそれと対消滅させ、さらに《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》をバウンス。ガラ空きとなった北山目掛けて突撃し、彼のライフを10にまで削る。さらに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を回して《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を底に追いやった。だがここで北山も《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をトップデッキし、x=2で炸裂させて《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を破壊した。
Blackは2枚の《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動した上で全軍突撃。1体は北山が《変わり谷/Mutavault(MOR)》でブロックし《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻したため一方的に死ぬ事となったが、その結果ついに北山のライフは1に。解決策を模索するも見つからず、北山はカードを片付ける事となった。
Black 1 – Kitayama 0
サイドボードを入れ替えている間の出来事だが、
北山「あと残り何分ですか?」
ジャッジ「4分です」
北山「ちょww4分?ww」
ジャッジ「4分です」
Black「これじゃ1本勝負じゃん」
北山がBlackを下して勝利、という奇跡は残念ながら期待できなさそうだ。
1ターン目:北山は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機。
2~3ターン目:淡々と土地を置いて終了。
4ターン目:北山は土地を置けず《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出して、Blackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して終了。
ここで試合終了を告げるブザーが鳴り、北山は笑いながらカードを片付けた。
Sam Black defeats Masaya Kitayama 1 – 0
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/day2blog#2
Sam Blackと北山雅也の二人は青いコントロールで初日を全勝した。Blackはフェアリー、北山はNext Level Blueだ。
毎回対戦相手からダイスを借りるBlackだが今回もその例に漏れず、しかしダイスロールではちゃっかり11対5で勝って先手。まずは《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。北山は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》でマナベースを整えつつ、ターン終了時に出てくるBlackの《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で打ち消すが、Blackの幻視のカウントダウンは止まらない。《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》に対し北山からカウンターは飛ばず、何事も無く解決され、Blackは2枚目の幻視を待機してターンを終了しようとするが、ここで北山が《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を、それに対しBlackが《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》を、そしてさらに北山が《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》とカウンターが飛び交い、三人衆は無事解決される。Blackの手札から《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》を抜いて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備させ攻撃、Blackのライフを17に落とす。これでタップアウトしてしまった北山に対し、Blackは自分も《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して対消滅を狙う。《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》×2、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》という手札から《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》が消えた。さらにx=2で《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を置いて、場の十手だけでなく手札のタルモゴイフをも無力化させる。それにも動じない北山は、たった今引いてきた《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を場に送る。
Blackの次の一手は、まず《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理、さらに2枚目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》で引き増す。彼の手札は北山のそれよりも遥かに多くなった。さらに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を出して対消滅させ、2枚目の十手を場に出す。ターン終了時に北山は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》をバウンスし、Blackはディスカードを強いられる。十手をコントロールしているのはBlackだけ、その横にはx=2の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》という状況を鑑みて、北山は《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を場に送り込むことを選択する。1枚目は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》されるが、2枚目は無事通った。手札で勝るが盤面では負けているBlackは、口をすぼめながら次の行動について熟考する。北山は《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動して3体で攻撃、Blackも一応《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動してみるのだが、予定調和的に《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》で奪われてBlackのライフは6に。ターンが帰ってきて、Blackもまた《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を奪う。北山が枷をアンタップすることを選んだため《変わり谷/Mutavault(MOR)》は解放され、そのままターンを終了する。これで返しでBlackが十手を装備して攻撃してきても無効化できる。
Blackは《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に十手を装備させ攻撃しようとするが、その前に枷で誘惑蒔きが奪われ攻撃に行きづらくなる。第二メインフェイズにBlackは2枚目の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を奪い残り6のライフを守りに行き、返しに北山は何も出来ずターンをそのまま返すしかない。長期戦の模様を呈してきたが、現在の手札はBlackが5枚なのに対し北山は2枚、しかもBlackは2枚の《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》をコントロールしていてBlack有利か?彼は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を試みたがそれを北山は《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でカウンター、しかしさらなる《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が出てきて、北山の《変わり谷/Mutavault(MOR)》、《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》という残り2枚の手札が公開される。
アンタップを迎え、Blackは三人衆に十手を装備して《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》と共に攻撃。北山が《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でそれをブロックし、ダメージ解決前に《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で三人衆が手札に帰還する。再びそれを出し直して、今度は自分を対象に《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》を底に送って手札を整理し、3枚目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機してターンを終了した。またも北山は《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》を置くだけしか出来ない。Blackも返しで先程と全く同じ行動を取ってターンを終了するのみ。
ようやく自身も《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機することが叶った北山だったが、試合終了まで残された時間は少ない。未だ同じサイクルを続けるだけのBlackだが、それだけで北山のライフは少しずつ減っていき、Blackの手札はより良い物になっていく。ここで北山はそれまでとは違う行動に出た。《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でブロックする先を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》ではなく《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》に変更したのだ。それを受けて、Blackはまず自身の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を手札に戻し、それによって《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が北山の支配下に戻る。それを北山は《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻し、再召喚してBlackの《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をバウンスした。戦闘が終わり、Blackは手札に戻した《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を再召喚して北山の《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を奪った。全体を通してみると、結局盤面に大きな変化は見られないものの、北山はこのターンを1点のダメージも受けずに凌げたことになり、実に上手いプレイングだと言えるだろう。Blackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出し直して《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を底に送り、十手を《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に装備させてターンを終了した。
Blackは北山のターンの終了時に《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を手札に戻して再召喚し、《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》という北山の手札を確認する。これで返しに明ける《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を邪魔するものが無いことが判明した。この時点で残された試合時間は10分しかないが、どちらのプレーヤーもGame 1を勝利するにはまだまだ掛かりそうだ。その時Blackが動いた。彼は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を呼び出し北山のそれと対消滅させ、さらに《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》をバウンス。ガラ空きとなった北山目掛けて突撃し、彼のライフを10にまで削る。さらに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を回して《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を底に追いやった。だがここで北山も《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をトップデッキし、x=2で炸裂させて《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を破壊した。
Blackは2枚の《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動した上で全軍突撃。1体は北山が《変わり谷/Mutavault(MOR)》でブロックし《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻したため一方的に死ぬ事となったが、その結果ついに北山のライフは1に。解決策を模索するも見つからず、北山はカードを片付ける事となった。
Black 1 – Kitayama 0
サイドボードを入れ替えている間の出来事だが、
北山「あと残り何分ですか?」
ジャッジ「4分です」
北山「ちょww4分?ww」
ジャッジ「4分です」
Black「これじゃ1本勝負じゃん」
北山がBlackを下して勝利、という奇跡は残念ながら期待できなさそうだ。
1ターン目:北山は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機。
2~3ターン目:淡々と土地を置いて終了。
4ターン目:北山は土地を置けず《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出して、Blackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して終了。
ここで試合終了を告げるブザーが鳴り、北山は笑いながらカードを片付けた。
Sam Black defeats Masaya Kitayama 1 – 0
デッキは赤黒Blightning。赤白GAPPOが跳梁跋扈するこのご時勢に苦行の選択。
7《山/Mountain(ALA)》
4《硫黄泉/Sulfurous Springs(10E)》
4《偶像の石塚/Graven Cairns(SHM)》
4《婆のあばら家/Auntie’s Hovel(LRW)》
2《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
3《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(10E)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
4《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
4《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander(CON)》
4《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang(SHM)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《炎の投げ槍/Flame Javelin(SHM)》
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
3《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
1《苦悩火/Banefire(CON)》
3《蔓延/Infest(ALA)》
3《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
2《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》
2《悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions(SHM)》
2《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
PT京都でMark Herberholzが使ってたデッキに多少手を加えた感じ。
R1 赤青黒マネキン? ○○
1本目
土地2枚で止まるかわりに《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》4枚引いてしかも全然大きくならない内に全部死んだり、《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》3枚引いたかわりに《連絡/Tidings(10E)》打たれまくったり、その上《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(10E)》が10ターンぐらい生き残ったのに、何故か勝てた。
2本目
《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》が強くて勝ち。
R2 青黒フェアリー ○○
1本目
普通に相性勝ち。
2本目
同上。
R3 黒緑エルフ ○××
1本目
先手でテンポとってビートダウンして、火力3枚本体にブン投げて勝ち。
2本目
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》したら《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege(SHM)》が出てきて、わずかにこっちが有利だった盤面が一気にひっくり返って最後は《不敬の命令/Profane Command(LRW)》で圧敗。
3本目
土地が2枚で止まってる所にx=4と2の《思考の粉砕/Mind Shatter(MOR)》が飛んできて手札が無くなって、なんとか残り6点にまで削るも押し切れず負け。
R4 赤白GAPPO ○○
1本目
相手が《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》を警戒せずにどんどん展開してきてくれて圧勝した。
2本目
相手が《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》を想起しないと負けるところで普通に5マナ払って出してくれたおかげで勝ち。まあどのみち勝ってただろうけど。
R5 赤白GAPPO ○××
1本目
《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander(CON)》3枚引いて殴って《苦悩火/Banefire(CON)》
をx=6で打って勝ち。
2本目
先手取られて淡々と捌かれて負け。
3本目
また土地が2枚で止まってしかも《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》で寝かされ続けて負け。
GPシンガポールのカバレッジ翻訳も少しずつ出来てきてるんで、火曜か水曜には全部うpできると思う。
7《山/Mountain(ALA)》
4《硫黄泉/Sulfurous Springs(10E)》
4《偶像の石塚/Graven Cairns(SHM)》
4《婆のあばら家/Auntie’s Hovel(LRW)》
2《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
3《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(10E)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
4《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》
4《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander(CON)》
4《ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang(SHM)》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》
4《火葬/Incinerate(10E)》
4《炎の投げ槍/Flame Javelin(SHM)》
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
3《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
1《苦悩火/Banefire(CON)》
3《蔓延/Infest(ALA)》
3《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
2《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》
2《悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions(SHM)》
2《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
PT京都でMark Herberholzが使ってたデッキに多少手を加えた感じ。
R1 赤青黒マネキン? ○○
1本目
土地2枚で止まるかわりに《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》4枚引いてしかも全然大きくならない内に全部死んだり、《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》3枚引いたかわりに《連絡/Tidings(10E)》打たれまくったり、その上《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(10E)》が10ターンぐらい生き残ったのに、何故か勝てた。
2本目
《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》が強くて勝ち。
R2 青黒フェアリー ○○
1本目
普通に相性勝ち。
2本目
同上。
R3 黒緑エルフ ○××
1本目
先手でテンポとってビートダウンして、火力3枚本体にブン投げて勝ち。
2本目
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》したら《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege(SHM)》が出てきて、わずかにこっちが有利だった盤面が一気にひっくり返って最後は《不敬の命令/Profane Command(LRW)》で圧敗。
3本目
土地が2枚で止まってる所にx=4と2の《思考の粉砕/Mind Shatter(MOR)》が飛んできて手札が無くなって、なんとか残り6点にまで削るも押し切れず負け。
R4 赤白GAPPO ○○
1本目
相手が《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》を警戒せずにどんどん展開してきてくれて圧勝した。
2本目
相手が《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》を想起しないと負けるところで普通に5マナ払って出してくれたおかげで勝ち。まあどのみち勝ってただろうけど。
R5 赤白GAPPO ○××
1本目
《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander(CON)》3枚引いて殴って《苦悩火/Banefire(CON)》
をx=6で打って勝ち。
2本目
先手取られて淡々と捌かれて負け。
3本目
また土地が2枚で止まってしかも《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》で寝かされ続けて負け。
GPシンガポールのカバレッジ翻訳も少しずつ出来てきてるんで、火曜か水曜には全部うpできると思う。
Round 8 ‐ Martin Juza vs Wind Pang
2009年3月21日 TCG全般 http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#10
GP台北の初日最終戦で私はMartin Juzaの試合のカバレッジを取ったが、どうやら今回もそうなりそうだ。今回の場合、彼とその対戦相手は2日目進出ではなく初日全勝をかけて戦うことになるわけだが。Wind Pangは昨夜の直前トライアルを抜けた男で、得た3byeを有効に活用したと言えるだろう。
まずJuzaは《島/Island(ALA)》を、Pangは《山/Mountain(ALA)》から《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を待機。2ターン目は両者共に基本地形を置いただけでターンを終了した。「もしかして赤バーン?マジ?」とJuzaはため息をつきながら尋ねる。両者共に使用しているスリーブの色は青/赤と自分のデッキにぴったりだ。傍にいたBrian Kowal曰く「まるでJace vs Chandraじゃないか」
Juzaのターンになり、彼は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機しつつ《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印した。そのターン終了時にPangは《火葬/Incinerate(10E)》を、彼自身のターンの終了時にJuzaが《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》と動いてきたのでそれに対応して《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》をJuzaにぶつける。呻き声を上げるJuzaは、《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで置いて、必要のないライフ損失を防ぐ。Juzaは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》でPangの手札を確認するもそこには火力の山で、伝説の妖精は《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の攻撃を受け止めざるをえない。《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で、《火葬/Incinerate(10E)》は《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で、《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》は、《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》でと捌いていくが、Pangがプレイした《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》が通ってしまい、Juzaのターンのアップキープに彼のライフは8にまで減る。
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が防御に回り、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が攻撃に転じてPangのライフは17に。Pangが《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》を召喚したことでJuzaのライフは7になり、さらに彼は《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を追加する。自分のターンが来たことでJuzaのライフは5になり、匪賊のためにそれは実質4だ。彼は《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=2で設置し《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で攻撃した。Pangは2枚ある《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》のうち1つを起動し、《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》と共に攻撃を宣言。《変わり谷/Mutavault(MOR)》が《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》と相打ちし、爆薬の起動で《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が墓地送りになる。再びJuzaのターンが来て彼のライフが2になるが、次のターンの死亡が逃れられないものだと悟ると、彼はカードを片付けた。
Pang 1 – Juza 0
先手のJuzaは《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を、Pangは再び《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を待機するスタート。Juzaは2ターン目に2枚目を待機し《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで置く。返しでPangは《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》を出し、その攻撃をJuzaは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で止めようとするのだが、Pangはブロック宣言前に《火葬/Incinerate(10E)》でそれを除去する。Juza は《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》という手札を確認して、何も送らないことを選択。Pangが《山/Mountain(ALA)》《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》と並べてターンを終了しようとした時、Juzaは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で山をバウンスしようと試みる。(当然《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》が飛んだ)アンタップを迎えた彼は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備させ2点パンチ。《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》によってJuzaのライフは5に落ちるが同時に十手の上にカウンターが溜まっていき、ついに火力の射程圏外にまで回復した。Game3に向けてライブラリーをシャッフルするまで、そう長くはかからなかった。
Pang 1 – Juza 1
Pangの「キープします」宣言に対し、Juzaは「即決かよw」と返す。初手をみてじっくりと考えた彼だが、結局マリガンを選択して手札は6枚に。Pang同様にその6枚を見て即決でキープ。
Pangは《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》を走らせるスタートで、Juzaは《島/Island(ALA)》を置くのみ。2ターン目の《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》にもただ頷いてそれを許可するしかない。《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印して2ターン目に3マナを確保したJuzaだが、《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》と《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の攻撃を受けてライフは12だ。《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を捨てて手札を増強し、《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》をタップインで置きつつ《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を《瞬間凍結/Flashfreeze(10E)》でカウンター。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》が再び攻撃して《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》が飛んできたことでJuzaのライフは5にまで落ち込む。返しでJuzaは《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》《変わり谷/Mutavault(MOR)》と並べる。《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》は《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》《悪魔火/Demonfire(DIS)》《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》から最後の1枚を抜き去った。
Juzaは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》に装備させ攻撃。「手札は1枚?」とPangは問いかけ、《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》を打ち込みJuzaのライフを残り1にまで削ったものの、十手の上にはカウンターが乗った。Pangは自身のターンを迎えて《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》を三人衆に打ち込むのだが、Juzaは対応してカウンターを2つ取り除きそれを強化して生き延びさせる。しかしPangは2枚目の《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》を抱えており、Juzaを対象にそれをプレイ。Juzaはそれに頷き、投了の意を示すために手を差し出した。2枚目の《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》はどうしようもないし、そもそも《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》をPangが抱えていることを彼は知っていたのだから。
Wind Pang defeats Martin Juza 2 – 1
GP台北の初日最終戦で私はMartin Juzaの試合のカバレッジを取ったが、どうやら今回もそうなりそうだ。今回の場合、彼とその対戦相手は2日目進出ではなく初日全勝をかけて戦うことになるわけだが。Wind Pangは昨夜の直前トライアルを抜けた男で、得た3byeを有効に活用したと言えるだろう。
まずJuzaは《島/Island(ALA)》を、Pangは《山/Mountain(ALA)》から《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を待機。2ターン目は両者共に基本地形を置いただけでターンを終了した。「もしかして赤バーン?マジ?」とJuzaはため息をつきながら尋ねる。両者共に使用しているスリーブの色は青/赤と自分のデッキにぴったりだ。傍にいたBrian Kowal曰く「まるでJace vs Chandraじゃないか」
Juzaのターンになり、彼は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機しつつ《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印した。そのターン終了時にPangは《火葬/Incinerate(10E)》を、彼自身のターンの終了時にJuzaが《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》と動いてきたのでそれに対応して《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》をJuzaにぶつける。呻き声を上げるJuzaは、《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで置いて、必要のないライフ損失を防ぐ。Juzaは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》でPangの手札を確認するもそこには火力の山で、伝説の妖精は《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の攻撃を受け止めざるをえない。《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で、《火葬/Incinerate(10E)》は《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で、《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》は、《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》でと捌いていくが、Pangがプレイした《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》が通ってしまい、Juzaのターンのアップキープに彼のライフは8にまで減る。
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が防御に回り、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が攻撃に転じてPangのライフは17に。Pangが《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》を召喚したことでJuzaのライフは7になり、さらに彼は《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》を追加する。自分のターンが来たことでJuzaのライフは5になり、匪賊のためにそれは実質4だ。彼は《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=2で設置し《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で攻撃した。Pangは2枚ある《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》のうち1つを起動し、《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》と共に攻撃を宣言。《変わり谷/Mutavault(MOR)》が《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》と相打ちし、爆薬の起動で《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が墓地送りになる。再びJuzaのターンが来て彼のライフが2になるが、次のターンの死亡が逃れられないものだと悟ると、彼はカードを片付けた。
Pang 1 – Juza 0
先手のJuzaは《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を、Pangは再び《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を待機するスタート。Juzaは2ターン目に2枚目を待機し《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで置く。返しでPangは《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》を出し、その攻撃をJuzaは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で止めようとするのだが、Pangはブロック宣言前に《火葬/Incinerate(10E)》でそれを除去する。Juza は《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》という手札を確認して、何も送らないことを選択。Pangが《山/Mountain(ALA)》《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》と並べてターンを終了しようとした時、Juzaは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で山をバウンスしようと試みる。(当然《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》が飛んだ)アンタップを迎えた彼は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備させ2点パンチ。《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》によってJuzaのライフは5に落ちるが同時に十手の上にカウンターが溜まっていき、ついに火力の射程圏外にまで回復した。Game3に向けてライブラリーをシャッフルするまで、そう長くはかからなかった。
Pang 1 – Juza 1
Pangの「キープします」宣言に対し、Juzaは「即決かよw」と返す。初手をみてじっくりと考えた彼だが、結局マリガンを選択して手札は6枚に。Pang同様にその6枚を見て即決でキープ。
Pangは《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》を走らせるスタートで、Juzaは《島/Island(ALA)》を置くのみ。2ターン目の《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》にもただ頷いてそれを許可するしかない。《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》に刻印して2ターン目に3マナを確保したJuzaだが、《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》と《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の攻撃を受けてライフは12だ。《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を捨てて手札を増強し、《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》をタップインで置きつつ《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》を《瞬間凍結/Flashfreeze(10E)》でカウンター。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》が再び攻撃して《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》が飛んできたことでJuzaのライフは5にまで落ち込む。返しでJuzaは《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》《変わり谷/Mutavault(MOR)》と並べる。《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》は《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》《悪魔火/Demonfire(DIS)》《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》から最後の1枚を抜き去った。
Juzaは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》に装備させ攻撃。「手札は1枚?」とPangは問いかけ、《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》を打ち込みJuzaのライフを残り1にまで削ったものの、十手の上にはカウンターが乗った。Pangは自身のターンを迎えて《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》を三人衆に打ち込むのだが、Juzaは対応してカウンターを2つ取り除きそれを強化して生き延びさせる。しかしPangは2枚目の《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》を抱えており、Juzaを対象にそれをプレイ。Juzaはそれに頷き、投了の意を示すために手を差し出した。2枚目の《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》はどうしようもないし、そもそも《火花の精霊/Spark Elemental(10E)》をPangが抱えていることを彼は知っていたのだから。
Wind Pang defeats Martin Juza 2 – 1
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#6
「世界選手権といい、京都といい、バンコクでは2回だし、俺達いつも当たるよね」と笑顔で話しかけるのはブラジルのPaulo Vitor Damo de Rosa。その対面に座るのは、GP北九州チャンプの彌永淳也だ。
ダイスロールに勝利した彌永は、《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》から《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》をフェッチし1ターン目から《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》を召喚する。《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで置くだけのde Rosaに対し、彌永は《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》の攻撃で2点のダメージを与えつつ《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》でそれを起こす。土地を1枚しか引けてない彌永は《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ALA)》をプレイするがそれは《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》され、さらにx=1で置かれた《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》によって場が一掃される。なんとか《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers(ONS)》から場の再構築を目論むが、《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で奪われた挙句に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》は《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で打ち消される。ゲームを完全に支配したde Rosaは、彼の飛行軍団をレッドゾーンに突撃させた。彌永のエルフコンボは2ターン目の《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》と3ターン目の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》によって大きく妨害され、de Rosaにとって後はただの作業だった。
de Rosa 1 – Junya Iyanaga 0
彌永の初動は1ターン目に《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》をタップインで置きつつ2ターン目に《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》というもの。しかし、それには再びde Rosaから《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》が飛んでくる。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》のマナ加速から2ターン目に《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》がプレイされ、彌永のドローが邪魔される。しかし今回は十分な土地を引き込めていたため、2体目の《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》から場にエルフと虫を追加していくことが叶った。de Rosaは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で攻撃しつつ4枚目の土地を求めて《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》でライブラリーを掘るが、残念ながらそれは発見できず、かわりに《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》で養虫人を奪い取る。彌永は《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》をおかわりするが、de Rosaの場に虫トークンが追加され、さらにそれ自身にも2枚目の《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》が。その間に彌永は虫トークンで攻撃していたため、現在のブラジル人(de Rosa)のライフは8にまで落ちていた。ようやく《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》に巡り会えたde Rosaはそれをx=1で置くのだが、その際にde Rosaは誤って虫トークンの表示のために置いていたダイスを使ってしまい、彌永はそれを愛想よく指摘した。de Rosa側に残る《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》のために彌永の軍勢は攻撃をためらってしまう。しばらくしてde Rosaが《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を手にし、三人衆がそれを握ったことでエルフの残存勢力は壊滅に追いやられてしまった。
Paulo Vitor Damo de Rosa defeats Junya Iyanaga 2 – 0
「世界選手権といい、京都といい、バンコクでは2回だし、俺達いつも当たるよね」と笑顔で話しかけるのはブラジルのPaulo Vitor Damo de Rosa。その対面に座るのは、GP北九州チャンプの彌永淳也だ。
ダイスロールに勝利した彌永は、《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》から《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》をフェッチし1ターン目から《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》を召喚する。《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をタップインで置くだけのde Rosaに対し、彌永は《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》の攻撃で2点のダメージを与えつつ《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》でそれを起こす。土地を1枚しか引けてない彌永は《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ALA)》をプレイするがそれは《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》され、さらにx=1で置かれた《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》によって場が一掃される。なんとか《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers(ONS)》から場の再構築を目論むが、《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で奪われた挙句に《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》は《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》で打ち消される。ゲームを完全に支配したde Rosaは、彼の飛行軍団をレッドゾーンに突撃させた。彌永のエルフコンボは2ターン目の《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》と3ターン目の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》によって大きく妨害され、de Rosaにとって後はただの作業だった。
de Rosa 1 – Junya Iyanaga 0
彌永の初動は1ターン目に《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》をタップインで置きつつ2ターン目に《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》というもの。しかし、それには再びde Rosaから《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》が飛んでくる。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》のマナ加速から2ターン目に《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》がプレイされ、彌永のドローが邪魔される。しかし今回は十分な土地を引き込めていたため、2体目の《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》から場にエルフと虫を追加していくことが叶った。de Rosaは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で攻撃しつつ4枚目の土地を求めて《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》でライブラリーを掘るが、残念ながらそれは発見できず、かわりに《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》で養虫人を奪い取る。彌永は《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》をおかわりするが、de Rosaの場に虫トークンが追加され、さらにそれ自身にも2枚目の《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》が。その間に彌永は虫トークンで攻撃していたため、現在のブラジル人(de Rosa)のライフは8にまで落ちていた。ようやく《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》に巡り会えたde Rosaはそれをx=1で置くのだが、その際にde Rosaは誤って虫トークンの表示のために置いていたダイスを使ってしまい、彌永はそれを愛想よく指摘した。de Rosa側に残る《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》のために彌永の軍勢は攻撃をためらってしまう。しばらくしてde Rosaが《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を手にし、三人衆がそれを握ったことでエルフの残存勢力は壊滅に追いやられてしまった。
Paulo Vitor Damo de Rosa defeats Junya Iyanaga 2 – 0
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#4
週末の始まりとしては、何て豪勢な組み合せなんだろうか。Byeの明けた今、ようやく強豪たちがこの戦いに参入してきた。向かって左手、2008年に殿堂入りしたOlivier Ruel、向かって右手、昨年のリトアニア代表選手にしてGPハノーバーの準優勝者のGaudenis Vidugirisだ。
ダイスロールに負けたRuel。Vidugirisが《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をフェッチしてくる一方で、彼はそれを手札から直接タップインで場に出す。続いて《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=2で置くのだが、それをVidugirisは《撤廃/Repeal(GPT)》しつつ《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機。さらにRuelの《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》が《卑下/Condescend(5DN)》されたことを受け、彼は《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をx=0で設置。それを破壊するべくVidugirisは《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well(SOK)》からの無色マナで《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=0で。Ruelのターン終了時に爆薬が起動され、対応してRuelが《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で杯を救出しようと試みるのだが、Vidugirisは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》でそれを阻む。次のターンに《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》の待機が明けるにあたって、満足したVidugirisにRuelの行動を見逃す余裕が生まれた。すなわち、2枚の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》のx=0、1での設置で、ともに許可される。ターン終了時にVidugirisは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でx=0の方の杯をバウンス、アンタップを迎えて幻視が解決される。そして《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を追加した。Ruelは《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を今度はx=2で再び置き直し、さらに《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を青・緑・無色(《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》?から捻出)を使ってx=2で置く。この結果RuelがタップアウトすることからVidugirisはそれらを許し、返しのx=0《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》で一掃することで彼の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を守った。Ruelの《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》され、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をバウンスしようとしたRuelの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》もVidugirisの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で打ち消され、最後は《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》が勝負を決めた。
Vidugiris 1 – Ruel 0
先手を取ったVidugirisは1ターン目に2枚の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機し、続いてショックランドをフェッチしてきての3点ペイから《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》。Ruelはそれを《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で打ち消し、そのチャンスを生かして安全に《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を着地させる。Ruelが待機のカウントダウンが進むのを眺める一方で、Vidugirisはさらにライフを削りながら必要な土地をフェッチする。
Vidugirisがほくそ笑みながら「両方とも解決しておk?」と尋ねると、1枚目の幻視には《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が飛んでくる。当然、Vidugirisは2枚目の幻視から3枚のカードを引くことが出来、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=0で置く。Vidugirisがほぼタップアウト状態になったため、Ruelは《未来予知/Future Sight(ONS)》を設置。ライブラリーの上から《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が捲れ、次に彼がそれをドローしたことで《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が捲れた。しかし場には現在6マナしかないので、テゼレットを強引に通しに行くことができない。かわりに《トレイリア西部/Tolaria West(FUT)》をタップインで場に出しターンを返す。VidugirisはRuelが自身の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を壊しに着てくれることを祈りつつ、土地を置いただけでターン終了。次にRuelのライブラリーから捲れたのは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》だ。
《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》がスタックに積まれるに当たって、Ruelが「僕がカードを引く度に君はそれらを全部見ることができるのかい?」と尋ねると、Vidugirisは「ああ。今でもそれを見ることができるよ」とRuelのライブラリーを指しながら返す。Ruelがカードを引く度にライブラリーの上が公開され続けた。彼が《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》によって得たのは2枚の《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》と《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》だ。Vidugirisにターンを返そうとしたところで、彼は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をプレイ。対応してRuelも三人衆をプレイし対消滅したので、手札を確認するだけに留まった。RuelはVidugirisの《撤廃/Repeal(GPT)》を、VidugirisはRuelの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を底に送った。Ruelの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》は公開されていた《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》になり、その結果ライブラリーの上から《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》が公開される。アンタップを迎えたVidugirisは自身の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》でRuelのそれと《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を破壊し、《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》で《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》も破壊した。ライブラリーの上から《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》が公開されるも、Ruelが《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を探しに行ったことで、今度は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》が公開される。さらにRuelは2枚目の《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》でアドバンテージの差を広げにかかる。
ここでジャッジが呼ばれ、Ruelがライブラリー上の《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をプレイした場合、それをアンタップインするかどうかを選択する前にライブラリーの上は公開されるのか、というルールの質問がなされる。その判断だが、土地はライブラリーの上にあるか場にあるかのどちらかなので、それ以上の情報は得られない、ということだ。《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》が指定されたが、4マナを抱えるRuelに対してVidugirisはx=2《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》に《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》で応戦する。Ruelは肩をすくめながら《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で返すが、Vidugirisはさらなる2枚目の《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》で残り3マナの消費を要求した。《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》は解決されたものの、その結果Ruelはタップアウト。アンタップを迎えたVidugirisだが、にやりと笑ってカードを片付け始めた。《未来予知/Future Sight(ONS)》がどうしようもない、と判断してのことだ。
Vidugiris 1 – Ruel 1
Vidugirisの初手には無色マナしか出ない土地が2枚とフェッチランドが1枚、というものだったが、《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を場に出せたときのことを考えてそれをキープ。Ruelは3ターン目に《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》を置く以外はフェッチランドでマナベースの構築に勤しむのみ。ついにVidugirisが《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》の起動を決心するのだが、それにはRuelが「待ってました」と《もみ消し/Stifle(SCG)》。Ruelが《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》でビートダウンを開始するに当ってもVidugirisは土地不足に困っている様子。《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》のサイクイングから5ターン目にRuelが《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》をプレイするが、そこまでに何とか2枚目のフェッチランドを引き込んでいたVidugirisはそれを《卑下/Condescend(5DN)》でカウンター。さらに自身のターンを迎えて、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機しつつ《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》をセット。《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》によるダメージとフェッチランドの起動によって、彼のライフは12にまで減っていた。5枚目の土地を置いたVidugirisに対し彼のターン終了時にRuelは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を送り込むが、ますは対応してVidugirisも鏡打ち。《未来予知/Future Sight(ONS)》《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》という手札から《未来予知/Future Sight(ONS)》を抜き、《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》でRuelの《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を打ち消す。再び《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》が攻撃し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》でのブロックを選択しなかったためVidugirisのライフは9に。第二メインフェイズにRuelは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理して2枚目の《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で空を一掃する。さらに《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《変わり谷/Mutavault(MOR)》を指定して再び《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》が攻撃したことでVidugirisのライフは6になる。《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》は何とか《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》したVidugirisだが、《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》の攻撃が止まらない。2枚目の《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well(SOK)》が禁止され、2枚目の《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が再び《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》される。ようやく《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》が明けるに際し、Vidugirisは対応してx=0の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を《撤廃/Repeal(GPT)》。そしてタップアウトしつつ《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CHK)》を呼び出したところで、試合時間の終了が訪れた。
Ruelは《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》で《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》を回収しつつメロク目掛けて《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で特攻する。メロクはこの攻撃を受け止めたが、Ruelは《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》でそのレジェンドに止めを刺そうとはせず、未来のためにそれを取っておく。Vidugirisの残りライフは4なのだし。一方で残りライフが16もあるRuelを倒さなくてはならないVidugirisはじっくりと計画を練るが、どうにも眼前の《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》が先に彼を殺してしまいそうだ。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をプレイしてみるも《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》され、呪文爆弾の起動によってライフは2に。Ruelは再び同じ事を繰り返そうとしたが、ドロー後に召喚された《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が、呪文爆弾がプレイされるよりも早くそれをライブラリーの底に追いやった。
三人衆の効果のドローに当ってRuelは「Trinket, Trinket, Trinket」と神に祈るが、引いてきたのは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》。Vidugirisの攻撃でRuelのライフも9に落ち込む。Vidugirisのターン終了時にRuelは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をバウンスしつつ《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》を探しに行くが、Vidugirisがメロクの能力を起動したことで対象不適正でとなった命令は打ち消された。「Oh, good play」とRuelは頷く。彼のライブラリーの上からVidugirisを倒す手段が現われなかったことで、この試合は引き分けとなった。
Vidugiris 1 – Ruel 1
週末の始まりとしては、何て豪勢な組み合せなんだろうか。Byeの明けた今、ようやく強豪たちがこの戦いに参入してきた。向かって左手、2008年に殿堂入りしたOlivier Ruel、向かって右手、昨年のリトアニア代表選手にしてGPハノーバーの準優勝者のGaudenis Vidugirisだ。
ダイスロールに負けたRuel。Vidugirisが《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をフェッチしてくる一方で、彼はそれを手札から直接タップインで場に出す。続いて《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=2で置くのだが、それをVidugirisは《撤廃/Repeal(GPT)》しつつ《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機。さらにRuelの《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》が《卑下/Condescend(5DN)》されたことを受け、彼は《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をx=0で設置。それを破壊するべくVidugirisは《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well(SOK)》からの無色マナで《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=0で。Ruelのターン終了時に爆薬が起動され、対応してRuelが《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で杯を救出しようと試みるのだが、Vidugirisは《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》でそれを阻む。次のターンに《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》の待機が明けるにあたって、満足したVidugirisにRuelの行動を見逃す余裕が生まれた。すなわち、2枚の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》のx=0、1での設置で、ともに許可される。ターン終了時にVidugirisは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でx=0の方の杯をバウンス、アンタップを迎えて幻視が解決される。そして《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を追加した。Ruelは《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を今度はx=2で再び置き直し、さらに《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を青・緑・無色(《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》?から捻出)を使ってx=2で置く。この結果RuelがタップアウトすることからVidugirisはそれらを許し、返しのx=0《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》で一掃することで彼の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を守った。Ruelの《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》され、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をバウンスしようとしたRuelの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》もVidugirisの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で打ち消され、最後は《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》が勝負を決めた。
Vidugiris 1 – Ruel 0
先手を取ったVidugirisは1ターン目に2枚の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機し、続いてショックランドをフェッチしてきての3点ペイから《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》。Ruelはそれを《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で打ち消し、そのチャンスを生かして安全に《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を着地させる。Ruelが待機のカウントダウンが進むのを眺める一方で、Vidugirisはさらにライフを削りながら必要な土地をフェッチする。
Vidugirisがほくそ笑みながら「両方とも解決しておk?」と尋ねると、1枚目の幻視には《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が飛んでくる。当然、Vidugirisは2枚目の幻視から3枚のカードを引くことが出来、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をx=0で置く。Vidugirisがほぼタップアウト状態になったため、Ruelは《未来予知/Future Sight(ONS)》を設置。ライブラリーの上から《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が捲れ、次に彼がそれをドローしたことで《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が捲れた。しかし場には現在6マナしかないので、テゼレットを強引に通しに行くことができない。かわりに《トレイリア西部/Tolaria West(FUT)》をタップインで場に出しターンを返す。VidugirisはRuelが自身の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を壊しに着てくれることを祈りつつ、土地を置いただけでターン終了。次にRuelのライブラリーから捲れたのは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》だ。
《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》がスタックに積まれるに当たって、Ruelが「僕がカードを引く度に君はそれらを全部見ることができるのかい?」と尋ねると、Vidugirisは「ああ。今でもそれを見ることができるよ」とRuelのライブラリーを指しながら返す。Ruelがカードを引く度にライブラリーの上が公開され続けた。彼が《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》によって得たのは2枚の《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》と《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》だ。Vidugirisにターンを返そうとしたところで、彼は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をプレイ。対応してRuelも三人衆をプレイし対消滅したので、手札を確認するだけに留まった。RuelはVidugirisの《撤廃/Repeal(GPT)》を、VidugirisはRuelの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を底に送った。Ruelの《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》は公開されていた《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》になり、その結果ライブラリーの上から《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》が公開される。アンタップを迎えたVidugirisは自身の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》でRuelのそれと《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を破壊し、《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》で《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》も破壊した。ライブラリーの上から《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》が公開されるも、Ruelが《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を探しに行ったことで、今度は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》が公開される。さらにRuelは2枚目の《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》でアドバンテージの差を広げにかかる。
ここでジャッジが呼ばれ、Ruelがライブラリー上の《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をプレイした場合、それをアンタップインするかどうかを選択する前にライブラリーの上は公開されるのか、というルールの質問がなされる。その判断だが、土地はライブラリーの上にあるか場にあるかのどちらかなので、それ以上の情報は得られない、ということだ。《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》が指定されたが、4マナを抱えるRuelに対してVidugirisはx=2《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》に《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》で応戦する。Ruelは肩をすくめながら《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で返すが、Vidugirisはさらなる2枚目の《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》で残り3マナの消費を要求した。《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》は解決されたものの、その結果Ruelはタップアウト。アンタップを迎えたVidugirisだが、にやりと笑ってカードを片付け始めた。《未来予知/Future Sight(ONS)》がどうしようもない、と判断してのことだ。
Vidugiris 1 – Ruel 1
Vidugirisの初手には無色マナしか出ない土地が2枚とフェッチランドが1枚、というものだったが、《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を場に出せたときのことを考えてそれをキープ。Ruelは3ターン目に《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》を置く以外はフェッチランドでマナベースの構築に勤しむのみ。ついにVidugirisが《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》の起動を決心するのだが、それにはRuelが「待ってました」と《もみ消し/Stifle(SCG)》。Ruelが《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》でビートダウンを開始するに当ってもVidugirisは土地不足に困っている様子。《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》のサイクイングから5ターン目にRuelが《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》をプレイするが、そこまでに何とか2枚目のフェッチランドを引き込んでいたVidugirisはそれを《卑下/Condescend(5DN)》でカウンター。さらに自身のターンを迎えて、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機しつつ《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》をセット。《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》によるダメージとフェッチランドの起動によって、彼のライフは12にまで減っていた。5枚目の土地を置いたVidugirisに対し彼のターン終了時にRuelは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を送り込むが、ますは対応してVidugirisも鏡打ち。《未来予知/Future Sight(ONS)》《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》という手札から《未来予知/Future Sight(ONS)》を抜き、《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》でRuelの《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を打ち消す。再び《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》が攻撃し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》でのブロックを選択しなかったためVidugirisのライフは9に。第二メインフェイズにRuelは《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理して2枚目の《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で空を一掃する。さらに《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《変わり谷/Mutavault(MOR)》を指定して再び《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》が攻撃したことでVidugirisのライフは6になる。《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》は何とか《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》したVidugirisだが、《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》の攻撃が止まらない。2枚目の《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well(SOK)》が禁止され、2枚目の《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が再び《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》される。ようやく《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》が明けるに際し、Vidugirisは対応してx=0の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を《撤廃/Repeal(GPT)》。そしてタップアウトしつつ《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror(CHK)》を呼び出したところで、試合時間の終了が訪れた。
Ruelは《アカデミーの廃墟/Academy Ruins(TSP)》で《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》を回収しつつメロク目掛けて《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で特攻する。メロクはこの攻撃を受け止めたが、Ruelは《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》でそのレジェンドに止めを刺そうとはせず、未来のためにそれを取っておく。Vidugirisの残りライフは4なのだし。一方で残りライフが16もあるRuelを倒さなくてはならないVidugirisはじっくりと計画を練るが、どうにも眼前の《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb(MRD)》が先に彼を殺してしまいそうだ。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をプレイしてみるも《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》され、呪文爆弾の起動によってライフは2に。Ruelは再び同じ事を繰り返そうとしたが、ドロー後に召喚された《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が、呪文爆弾がプレイされるよりも早くそれをライブラリーの底に追いやった。
三人衆の効果のドローに当ってRuelは「Trinket, Trinket, Trinket」と神に祈るが、引いてきたのは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》。Vidugirisの攻撃でRuelのライフも9に落ち込む。Vidugirisのターン終了時にRuelは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で《繁殖池/Breeding Pool(DIS)》をバウンスしつつ《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》を探しに行くが、Vidugirisがメロクの能力を起動したことで対象不適正でとなった命令は打ち消された。「Oh, good play」とRuelは頷く。彼のライブラリーの上からVidugirisを倒す手段が現われなかったことで、この試合は引き分けとなった。
Vidugiris 1 – Ruel 1
先日のカバレッジ翻訳について、多くの人から「面白かった(特に“ゆっくりしていって~”の件が)」とか「良い出来だった」と褒められた。どうせなら全試合の翻訳に挑戦すればよかったのに、とまで言われた。本当にそうするかはともかく、翻訳自体はやってて楽しかったんで、シンガポールの方も時間が許す限り翻訳してみようと思う。途中で飽きたり力尽き果てそうだけど。
本日は珍しくエクステンデッドのくさかんむり杯。代用おkということでIZMAみたいにオリジナルデッキで参加しようかとも考えたけど、前回の教訓からメタ外デッキや妄想デッキに挑戦するのはやめとけということで普通に本命のナヤzooで参加と相成った。
1《森/Forest(ALA)》
2《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
3《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
3《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
3《火葬/Incinerate(10E)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
3《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》
3《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》
2《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》
2《法の定め/Rule of Law(10E)》
2《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ALA)》
1《流刑への道/Path to Exile(CON)》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer(TSB)》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RAV)》
貸してたカードを回収しきれなかったために微妙な構築になってるけどそこは気にしない。サイドの《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ALA)》は、海老先生に「これオススメ」と言われたので試験的に投入してみた。
R1 黒緑t白ローム ×○×
1本目
初手が2枚でした。
2本目
ナカティル猿ソクターサルカンとブン回って勝ち。
3本目
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》4枚引かれて捌ききれず負け。
R2 TEPS ○○
1本目
先手《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》スタートだが返しの相手の初動は睡蓮2枚待機といきなり絶望しか見えない。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》でゴリ押して最後は火力3連打して待機が明ける直前にちょうど20点削れて勝ち。
2本目
またも睡蓮待機スタートされるが相手が何も引いてない様子で《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》ぐらいしか動きがない。こっちもずっと土地が2枚で止まってて《法の定め/Rule of Law(10E)》が手札で腐ってたけど、なんとか3枚目を引き込んで張ってあとは火力を連打して勝ち。
R3 テゼレッター ×○○
1本目
先手1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をx=1で置かれて3ターン目に《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で2枚目を持ってこられたところで投了。
2本目
フェッチ起動をもみ消されて土地が止まるも、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》でゴリ押しつつ《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》は《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》で叩き割って、最後を《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》で削りきって勝ち。
3本目
相手の初動が《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》x=1と読んで火葬火葬ヘリックス垣魔道師垣魔道師土地土地という初手をキープしたら完璧にハマって、火力ブン投げまくって勝ち。
R4 黒緑ローム ○○
1本目
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》で全体除去を警戒しつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を並べまくってそのまま押し切って勝ち。
2本目
《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》を連打されて手札がなくなるも《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》と相手の《苦花/Bitterblossom(MOR)》で相手のライフが先に0になって勝ち。
私用のため、最終戦を待たずしてここで3-1ドロップした。ただ結果論で言うなら、このまま続けてても問題なかったんだけどね。
本日は珍しくエクステンデッドのくさかんむり杯。代用おkということでIZMAみたいにオリジナルデッキで参加しようかとも考えたけど、前回の教訓からメタ外デッキや妄想デッキに挑戦するのはやめとけということで普通に本命のナヤzooで参加と相成った。
1《森/Forest(ALA)》
2《山/Mountain(ALA)》
1《平地/Plains(ALA)》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
2《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
1《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
3《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
3《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
3《火葬/Incinerate(10E)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》
3《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》
3《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》
2《狩りの興奮/Thrill of the Hunt(TSP)》
2《法の定め/Rule of Law(10E)》
2《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ALA)》
1《流刑への道/Path to Exile(CON)》
1《秘教の処罰者/Mystic Enforcer(TSB)》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RAV)》
貸してたカードを回収しきれなかったために微妙な構築になってるけどそこは気にしない。サイドの《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ALA)》は、海老先生に「これオススメ」と言われたので試験的に投入してみた。
R1 黒緑t白ローム ×○×
1本目
初手が2枚でした。
2本目
ナカティル猿ソクターサルカンとブン回って勝ち。
3本目
《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》4枚引かれて捌ききれず負け。
R2 TEPS ○○
1本目
先手《モグの狂信者/Mogg Fanatic(10E)》スタートだが返しの相手の初動は睡蓮2枚待機といきなり絶望しか見えない。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》でゴリ押して最後は火力3連打して待機が明ける直前にちょうど20点削れて勝ち。
2本目
またも睡蓮待機スタートされるが相手が何も引いてない様子で《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》ぐらいしか動きがない。こっちもずっと土地が2枚で止まってて《法の定め/Rule of Law(10E)》が手札で腐ってたけど、なんとか3枚目を引き込んで張ってあとは火力を連打して勝ち。
R3 テゼレッター ×○○
1本目
先手1ターン目に《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をx=1で置かれて3ターン目に《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で2枚目を持ってこられたところで投了。
2本目
フェッチ起動をもみ消されて土地が止まるも、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》でゴリ押しつつ《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》は《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage(EVE)》で叩き割って、最後を《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》で削りきって勝ち。
3本目
相手の初動が《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》x=1と読んで火葬火葬ヘリックス垣魔道師垣魔道師土地土地という初手をキープしたら完璧にハマって、火力ブン投げまくって勝ち。
R4 黒緑ローム ○○
1本目
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》で全体除去を警戒しつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を並べまくってそのまま押し切って勝ち。
2本目
《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》を連打されて手札がなくなるも《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》と相手の《苦花/Bitterblossom(MOR)》で相手のライフが先に0になって勝ち。
私用のため、最終戦を待たずしてここで3-1ドロップした。ただ結果論で言うなら、このまま続けてても問題なかったんだけどね。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gphan09/day2#11
貼り出されたRound15のペアリングを見て、中村修平は嬉しそうだ。同じ点数のプレーヤーの中でoppが最上位の彼は、Michal Hebkyと上当りした。Hebkyはラウンドの途中で引き分けてしまったので、最終戦でIDできない位置に来たわけだ。要するに、もし中村が勝てば、計算上ではおそらくtop8に残ることが可能、もしHebkyが勝てば、問答無用でtop8確定。そのプレッシャーに気圧されることなく、中村はこれが最後になるかもしれない試合の準備を始めた。
中村は2体の《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》で攻め立て、それらが《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》で流されるまでにHebkyのライフを8にまで削り落とした。さらに《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を2連打したが、うち1枚目はカウンターされる。Hebkyは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で手札を整理し自分のペースに持ち込もうとするのだが、攻撃を受けて彼のライフは4に落ち込んでしまう。もはや彼の妖精達は単なるチャンプブロック要員でしかない。そのまま《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》と《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》が勝負を決めてしまった。Hebkyは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》のために《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》を抱えていたのだが、怒涛の攻勢の前にはそんなものは必要なかった。
Shuhei Nakamura 1 – 0 Michal Hebky
二人とも静かにサイドボーディングを終えGame2を開始した。中村はプロツアーで最も寡黙な選手とされているが、勝った暁にはこのPoYは大声を上げるに違いない。
両者マリガンはなしで初手をキープ。今度はGame1のように《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》ビートはさせまいと、Hebkyが《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》X=1でキックオフ。Game2の中村の行動はGame1のそれとは異なり、《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》から《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》を導いた。まあ、どのみちHebkyは爆弾を炸裂させるのだが。中村は2枚目の土地を置けず、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》起動の返しで《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を追加する。マナ不足でもなんとかゲームを掌握しようとしているようだ。
中村のドローステップにHebkyが《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をプレイしたことで、彼の手札が《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》、《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》×2、《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》、《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》、《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》であることが判明した。そこから2/2が消え去り、中村は三人衆を《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》でどかして《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》で攻撃を継続する。次のターンにも《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を試みたが、それをHebkyは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で差し戻し、返しで彼は1マナを立たせつつ《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》をプレイした。大魔導師を前にして、中村は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》によるビートダウンに作戦を変更する。この巨大なビーストが攻撃を開始し、ゲームは油断がならないものになってきた。
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》が《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備したことでHebkyの顔が急に引き締まった。大魔導師が一撃を加え、十手の上にカウンターが二つ乗る。中村の攻撃でHebkyのライフは8にまで落ち込むものの、十手のカウンターと合わせて《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を相打ちに取ることに成功した。
中村は《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》でHebkyのライフを6に減らしつつ、《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》を除去。それは頑強で場に舞い戻り、装備品が外れた。Hebkyは再び《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を試みたが、対応しての中村の2枚目の《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》によって2体のクリーチャーが墓地送りに。
Hebkyのしもべは死に際に中村の手札を暴き出したが、そこに見えたのは《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》、《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》、《火葬/Incinerate(10E)》、《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》、そして土地だ。《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を底に送ったものの、いきなりHebkyにとって問題が山積みとなった。トーナメントが始まるまで、中村が「Zooは好きじゃない」と嘆いていたなんて、一体どうして信じられようか。中村は《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》をプレイし、ターンを返した。
最後の抵抗の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を焼き焦がすことぐらい、《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》があれば十分だった。今や中村の運命は、他の試合の結果次第となった。人事は全て尽くした。あとは待つだけだ。
Shuhei Nakamura wins 2 – 0!
貼り出されたRound15のペアリングを見て、中村修平は嬉しそうだ。同じ点数のプレーヤーの中でoppが最上位の彼は、Michal Hebkyと上当りした。Hebkyはラウンドの途中で引き分けてしまったので、最終戦でIDできない位置に来たわけだ。要するに、もし中村が勝てば、計算上ではおそらくtop8に残ることが可能、もしHebkyが勝てば、問答無用でtop8確定。そのプレッシャーに気圧されることなく、中村はこれが最後になるかもしれない試合の準備を始めた。
中村は2体の《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》で攻め立て、それらが《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》で流されるまでにHebkyのライフを8にまで削り落とした。さらに《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を2連打したが、うち1枚目はカウンターされる。Hebkyは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》で手札を整理し自分のペースに持ち込もうとするのだが、攻撃を受けて彼のライフは4に落ち込んでしまう。もはや彼の妖精達は単なるチャンプブロック要員でしかない。そのまま《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》と《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》が勝負を決めてしまった。Hebkyは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》のために《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》を抱えていたのだが、怒涛の攻勢の前にはそんなものは必要なかった。
Shuhei Nakamura 1 – 0 Michal Hebky
二人とも静かにサイドボーディングを終えGame2を開始した。中村はプロツアーで最も寡黙な選手とされているが、勝った暁にはこのPoYは大声を上げるに違いない。
両者マリガンはなしで初手をキープ。今度はGame1のように《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》ビートはさせまいと、Hebkyが《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》X=1でキックオフ。Game2の中村の行動はGame1のそれとは異なり、《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》から《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》を導いた。まあ、どのみちHebkyは爆弾を炸裂させるのだが。中村は2枚目の土地を置けず、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》起動の返しで《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》を追加する。マナ不足でもなんとかゲームを掌握しようとしているようだ。
中村のドローステップにHebkyが《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をプレイしたことで、彼の手札が《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》、《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》×2、《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》、《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(CHK)》、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》、《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(ONS)》であることが判明した。そこから2/2が消え去り、中村は三人衆を《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》でどかして《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》で攻撃を継続する。次のターンにも《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を試みたが、それをHebkyは《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で差し戻し、返しで彼は1マナを立たせつつ《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》をプレイした。大魔導師を前にして、中村は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》によるビートダウンに作戦を変更する。この巨大なビーストが攻撃を開始し、ゲームは油断がならないものになってきた。
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》が《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備したことでHebkyの顔が急に引き締まった。大魔導師が一撃を加え、十手の上にカウンターが二つ乗る。中村の攻撃でHebkyのライフは8にまで落ち込むものの、十手のカウンターと合わせて《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を相打ちに取ることに成功した。
中村は《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》でHebkyのライフを6に減らしつつ、《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》を除去。それは頑強で場に舞い戻り、装備品が外れた。Hebkyは再び《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を試みたが、対応しての中村の2枚目の《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》によって2体のクリーチャーが墓地送りに。
Hebkyのしもべは死に際に中村の手札を暴き出したが、そこに見えたのは《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》、《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》、《火葬/Incinerate(10E)》、《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》、そして土地だ。《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を底に送ったものの、いきなりHebkyにとって問題が山積みとなった。トーナメントが始まるまで、中村が「Zooは好きじゃない」と嘆いていたなんて、一体どうして信じられようか。中村は《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》をプレイし、ターンを返した。
最後の抵抗の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を焼き焦がすことぐらい、《炎の印章/Seal of Fire(DIS)》があれば十分だった。今や中村の運命は、他の試合の結果次第となった。人事は全て尽くした。あとは待つだけだ。
Shuhei Nakamura wins 2 – 0!