http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/welcome#15
9対6でダイスロールに勝利した高橋だったが、悪い初手を見てマリガンを選択。斎藤もまた長考するのだが、結局彼は初手をキープした。まず高橋は《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を置き、斎藤も《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》を出すが、即座に起動とは行かなかったために彼のライフは17にならず。2ターン目に高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《沼/Swamp(ALA)》をフェッチして《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出してみるも、それはタ-ン終了時に斎藤から飛ぶ《流刑への道/Path to Exile(CON)》で退場となる。返しで斎藤はライフを14に減らしながら《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》を呼び出した。昨日彼はデッキリスト提出の数分前になってこいつをメインボードに昇格させ、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をサイドに落としたらしい。斎藤が《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と追加する間も高橋は土地を並べるしか出来ず、攻撃を受けて彼のライフは9に落ちる。祈るようにカードを引く高橋だったが、笑いながら手札を場に広げ、首を横に振った。まさに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》が刺さった試合と言え、彼はサイドボードに望みを託した。
Saito 1 – Takahashi 0
再び1マリガンからのスタートとなった高橋だが、斎藤もそれに付き合ってマリガン。まず高橋は17点スタートから《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を落とすが、斎藤もまた17点スタートから《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》といい回り。高橋は《森/Forest(ALA)》を出して自分のターン中に、そして斎藤のターン終了時に《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリングするが、その間に斎藤は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチしてきてナカティルで3点のダメージを与えた。《罪+罰/Crime+Punishment(DIS)》で一旦場を流す高橋だったが、斎藤はそのターン終了時に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を叩き込みつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加してクロックを緩めない。大きさで対抗しようと高橋は4/5の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を送り込むが、これを斎藤は《火葬/Incinerate(10E)》と《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》の合わせ技で排除する。《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》も《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で潰した斎藤だったが、ここで高橋の手から出てきたのは2体目の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》!これを斎藤は対処することが出来ず、ビーストがどんどん高橋の場に増えていく。時間を無駄にしたくない斎藤は、そのままGame 3に向けて頭を切り替えた。
Saito 1 – Takahashi 1
斎藤は《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》×3、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》×2、土地無しという初手を公開して「見て見て、これってフルハウスじゃんwwしかもフラッシュの。全部ナヤのクリーチャーだしさww」と爆笑しながらマリガン。その後6枚の手札を長考の後キープするが、あまり良い内容とは言えず、高橋のターンの終了時に《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチして2ターン目に《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》という初動。一方の高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》を導いて《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリング、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》でそれらを回収して《蟲の収穫/Worm Harvest(EVE)》をディスカードといい感じ。ガドック・ティーグが攻撃して高橋のライフが15になり、斎藤は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を場に追加する。高橋も《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を送り込むが、返しの攻撃はスルーして残りライフは10に。《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加して斎藤はターンを終了した。
高橋は再び《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘せず普通にドローし、《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で斎藤の《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》を捨てさせてから3マナを立たせてターンを終了する。残った1枚の斎藤の手札は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で、これは高橋にとってちょっと困った事態となった。もし彼の手札にプレイできる呪文が無くて、彼が《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を相打ちに取ろうと考えているなら、その計画は大きく狂わさせられてしまうだろう。
返しで斎藤は全軍で突撃を敢行した。《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動しようとした高橋だが、そこに斎藤の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》が突き刺さる。残りライフが9の高橋は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》をチャンプブロックせざるをえず、2体の《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》と《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》の攻撃が通って高橋のライフは3になり、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が帰ってきて残り5に。ターン終了時に《暗黒破/Darkblast(RAV)》でソクターが除去されて斎藤はがっかり。その返しで高橋はめいいっぱい考えた末に《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘することにした。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》、《暗黒破/Darkblast(RAV)》、《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》が捲れ、2枚の《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を回収し土地を置いてターンを返す。
「もし高橋が《根絶/Extirpate(PLC)》をサイドインしていると仮定すると・・・」と斎藤は長考に入り、テーブルジャッジから遅いプレイに対して警告が出される。意を決した斎藤は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を机に叩き付けた。高橋の顔から笑みが零れたが、それは負けを認める潔さによるものだった。斎藤の幸運を祈り、高橋は斎藤に駆け寄った。
Tomoharu Saito defeats Yuuta Takahashi 2 – 1
9対6でダイスロールに勝利した高橋だったが、悪い初手を見てマリガンを選択。斎藤もまた長考するのだが、結局彼は初手をキープした。まず高橋は《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を置き、斎藤も《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(ONS)》を出すが、即座に起動とは行かなかったために彼のライフは17にならず。2ターン目に高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《沼/Swamp(ALA)》をフェッチして《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出してみるも、それはタ-ン終了時に斎藤から飛ぶ《流刑への道/Path to Exile(CON)》で退場となる。返しで斎藤はライフを14に減らしながら《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》を呼び出した。昨日彼はデッキリスト提出の数分前になってこいつをメインボードに昇格させ、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》をサイドに落としたらしい。斎藤が《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と追加する間も高橋は土地を並べるしか出来ず、攻撃を受けて彼のライフは9に落ちる。祈るようにカードを引く高橋だったが、笑いながら手札を場に広げ、首を横に振った。まさに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》が刺さった試合と言え、彼はサイドボードに望みを託した。
Saito 1 – Takahashi 0
再び1マリガンからのスタートとなった高橋だが、斎藤もそれに付き合ってマリガン。まず高橋は17点スタートから《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》を落とすが、斎藤もまた17点スタートから《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》といい回り。高橋は《森/Forest(ALA)》を出して自分のターン中に、そして斎藤のターン終了時に《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリングするが、その間に斎藤は《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチしてきてナカティルで3点のダメージを与えた。《罪+罰/Crime+Punishment(DIS)》で一旦場を流す高橋だったが、斎藤はそのターン終了時に《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を叩き込みつつ《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加してクロックを緩めない。大きさで対抗しようと高橋は4/5の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を送り込むが、これを斎藤は《火葬/Incinerate(10E)》と《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》の合わせ技で排除する。《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》も《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》で潰した斎藤だったが、ここで高橋の手から出てきたのは2体目の《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》!これを斎藤は対処することが出来ず、ビーストがどんどん高橋の場に増えていく。時間を無駄にしたくない斎藤は、そのままGame 3に向けて頭を切り替えた。
Saito 1 – Takahashi 1
斎藤は《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》×3、《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》×2、土地無しという初手を公開して「見て見て、これってフルハウスじゃんwwしかもフラッシュの。全部ナヤのクリーチャーだしさww」と爆笑しながらマリガン。その後6枚の手札を長考の後キープするが、あまり良い内容とは言えず、高橋のターンの終了時に《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》をフェッチして2ターン目に《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》という初動。一方の高橋は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》から《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》を導いて《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》をサイクリング、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》でそれらを回収して《蟲の収穫/Worm Harvest(EVE)》をディスカードといい感じ。ガドック・ティーグが攻撃して高橋のライフが15になり、斎藤は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を場に追加する。高橋も《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》を送り込むが、返しの攻撃はスルーして残りライフは10に。《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》を追加して斎藤はターンを終了した。
高橋は再び《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘せず普通にドローし、《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》で斎藤の《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》を捨てさせてから3マナを立たせてターンを終了する。残った1枚の斎藤の手札は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》で、これは高橋にとってちょっと困った事態となった。もし彼の手札にプレイできる呪文が無くて、彼が《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》と《変わり谷/Mutavault(MOR)》で《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》を相打ちに取ろうと考えているなら、その計画は大きく狂わさせられてしまうだろう。
返しで斎藤は全軍で突撃を敢行した。《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動しようとした高橋だが、そこに斎藤の《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》が突き刺さる。残りライフが9の高橋は《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》をチャンプブロックせざるをえず、2体の《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》と《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》の攻撃が通って高橋のライフは3になり、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が帰ってきて残り5に。ターン終了時に《暗黒破/Darkblast(RAV)》でソクターが除去されて斎藤はがっかり。その返しで高橋はめいいっぱい考えた末に《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》を発掘することにした。《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》、《暗黒破/Darkblast(RAV)》、《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》が捲れ、2枚の《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《平穏な茂み/Tranquil Thicket(ONS)》を回収し土地を置いてターンを返す。
「もし高橋が《根絶/Extirpate(PLC)》をサイドインしていると仮定すると・・・」と斎藤は長考に入り、テーブルジャッジから遅いプレイに対して警告が出される。意を決した斎藤は《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》を机に叩き付けた。高橋の顔から笑みが零れたが、それは負けを認める潔さによるものだった。斎藤の幸運を祈り、高橋は斎藤に駆け寄った。
Tomoharu Saito defeats Yuuta Takahashi 2 – 1
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