喰霊とかなのはとか桜蘭ホスト部とか昔のアニメを見返してたら翻訳が全然進まなかった。



 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin09/day2blog#2


 Sam Blackと北山雅也の二人は青いコントロールで初日を全勝した。Blackはフェアリー、北山はNext Level Blueだ。

 毎回対戦相手からダイスを借りるBlackだが今回もその例に漏れず、しかしダイスロールではちゃっかり11対5で勝って先手。まずは《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機する。北山は《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》と《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》でマナベースを整えつつ、ターン終了時に出てくるBlackの《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》で打ち消すが、Blackの幻視のカウントダウンは止まらない。《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》に対し北山からカウンターは飛ばず、何事も無く解決され、Blackは2枚目の幻視を待機してターンを終了しようとするが、ここで北山が《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を、それに対しBlackが《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》を、そしてさらに北山が《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》とカウンターが飛び交い、三人衆は無事解決される。Blackの手札から《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》を抜いて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を装備させ攻撃、Blackのライフを17に落とす。これでタップアウトしてしまった北山に対し、Blackは自分も《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して対消滅を狙う。《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》×2、《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》という手札から《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》が消えた。さらにx=2で《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》を置いて、場の十手だけでなく手札のタルモゴイフをも無力化させる。それにも動じない北山は、たった今引いてきた《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を場に送る。

 Blackの次の一手は、まず《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》で手札を整理、さらに2枚目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》で引き増す。彼の手札は北山のそれよりも遥かに多くなった。さらに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を出して対消滅させ、2枚目の十手を場に出す。ターン終了時に北山は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》で《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》をバウンスし、Blackはディスカードを強いられる。十手をコントロールしているのはBlackだけ、その横にはx=2の《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》という状況を鑑みて、北山は《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を場に送り込むことを選択する。1枚目は《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》されるが、2枚目は無事通った。手札で勝るが盤面では負けているBlackは、口をすぼめながら次の行動について熟考する。北山は《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動して3体で攻撃、Blackも一応《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動してみるのだが、予定調和的に《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》で奪われてBlackのライフは6に。ターンが帰ってきて、Blackもまた《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を奪う。北山が枷をアンタップすることを選んだため《変わり谷/Mutavault(MOR)》は解放され、そのままターンを終了する。これで返しでBlackが十手を装備して攻撃してきても無効化できる。

 Blackは《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に十手を装備させ攻撃しようとするが、その前に枷で誘惑蒔きが奪われ攻撃に行きづらくなる。第二メインフェイズにBlackは2枚目の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を奪い残り6のライフを守りに行き、返しに北山は何も出来ずターンをそのまま返すしかない。長期戦の模様を呈してきたが、現在の手札はBlackが5枚なのに対し北山は2枚、しかもBlackは2枚の《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》をコントロールしていてBlack有利か?彼は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を試みたがそれを北山は《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でカウンター、しかしさらなる《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》が出てきて、北山の《変わり谷/Mutavault(MOR)》、《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》という残り2枚の手札が公開される。

 アンタップを迎え、Blackは三人衆に十手を装備して《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》と共に攻撃。北山が《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でそれをブロックし、ダメージ解決前に《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で三人衆が手札に帰還する。再びそれを出し直して、今度は自分を対象に《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》を底に送って手札を整理し、3枚目の《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機してターンを終了した。またも北山は《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》を置くだけしか出来ない。Blackも返しで先程と全く同じ行動を取ってターンを終了するのみ。
 
 ようやく自身も《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機することが叶った北山だったが、試合終了まで残された時間は少ない。未だ同じサイクルを続けるだけのBlackだが、それだけで北山のライフは少しずつ減っていき、Blackの手札はより良い物になっていく。ここで北山はそれまでとは違う行動に出た。《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》でブロックする先を《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》ではなく《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》に変更したのだ。それを受けて、Blackはまず自身の《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を手札に戻し、それによって《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が北山の支配下に戻る。それを北山は《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻し、再召喚してBlackの《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》をバウンスした。戦闘が終わり、Blackは手札に戻した《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》を再召喚して北山の《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を奪った。全体を通してみると、結局盤面に大きな変化は見られないものの、北山はこのターンを1点のダメージも受けずに凌げたことになり、実に上手いプレイングだと言えるだろう。Blackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出し直して《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》を底に送り、十手を《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に装備させてターンを終了した。

 Blackは北山のターンの終了時に《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を手札に戻して再召喚し、《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》という北山の手札を確認する。これで返しに明ける《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を邪魔するものが無いことが判明した。この時点で残された試合時間は10分しかないが、どちらのプレーヤーもGame 1を勝利するにはまだまだ掛かりそうだ。その時Blackが動いた。彼は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》を呼び出し北山のそれと対消滅させ、さらに《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》をバウンス。ガラ空きとなった北山目掛けて突撃し、彼のライフを10にまで削る。さらに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を回して《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》を底に追いやった。だがここで北山も《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をトップデッキし、x=2で炸裂させて《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》を破壊した。

 Blackは2枚の《変わり谷/Mutavault(MOR)》を起動した上で全軍突撃。1体は北山が《変わり谷/Mutavault(MOR)》でブロックし《激浪の研究室/Riptide Laboratory(ONS)》で手札に戻したため一方的に死ぬ事となったが、その結果ついに北山のライフは1に。解決策を模索するも見つからず、北山はカードを片付ける事となった。

 
 Black 1 – Kitayama 0


 サイドボードを入れ替えている間の出来事だが、

 北山「あと残り何分ですか?」
 ジャッジ「4分です」
 北山「ちょww4分?ww」
 ジャッジ「4分です」
 Black「これじゃ1本勝負じゃん」

 北山がBlackを下して勝利、という奇跡は残念ながら期待できなさそうだ。


 1ターン目:北山は《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機。
 2~3ターン目:淡々と土地を置いて終了。
 4ターン目:北山は土地を置けず《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》を出して、Blackは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を出して終了。

 ここで試合終了を告げるブザーが鳴り、北山は笑いながらカードを片付けた。


 Sam Black defeats Masaya Kitayama 1 – 0

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