さわけんさんがGP北京で奮闘していると聞いて

http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpbei14/welcome#6

名古屋在住のKen SawadaはLV2ジャッジとして2週間後のGP名古屋では裏方に回ることになるだろうが、その必要がない今週末はプレーヤーとして快進撃を続けている。

その彼が重慶のFeng Qianxinと対戦することになった。二人が日本語で冗談を言い合っているのを見て少し驚かされたが、そこからFengが数年間東京で仕事をしていたこと、Yuuya Watanabe, Tomoharu Saito, Yuuta Takahashiらといった強豪と東京の某カードショップでMTGをプレイしていたことが分かった。

どちらも白・青・黒のデッキを選択しているが、そのアプローチは全く異なっている。Sawada側がこの試合では攻める側に回るだろう。《都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis》を始めとするクロックでFengのエスパーコントロールが防御を固める前に攻め切りたいところだ。

Game1

《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》、《威圧する君主/Imposing Sovereign》と展開したSawadaが早い段階からダメージを稼いでいき、2体の攻撃によってFengのライフはあっという間に10にまで削り落とされてしまった。しかしFengも《破滅の刃/Doom Blade》と《解消/Dissolve》でなんとか脅威を退け、《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》を戦場に着地させるところまで漕ぎ着ける。

《リーヴの空騎士/Lyev Skyknight》で1ターンだけトークン生成能力を留置させ、さらにFengのライフを削っていくが、Fengは《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》で延命し、さらに《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》で盤石の態勢を整え、トークンの群れがゲームを終わらせるまでの時間を稼ぐことに成功した。

Feng Qianxin 1 – Ken Sawada 0

Game 2

Sawadaが《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》と《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》とクロックを用意したため、Fengはこれに回答を用意しなければゲームが終わることは避けられないだろう。

しかしFengは《至高の評決/Supreme Verdict》を引き込むことができず、《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》を唱えてみるも、Sawadaの《否認/Negate》がそれを阻む。他に何も有効牌をドローできなかったFengは、第3ゲームのためにサイドボードのカードに手を伸ばした。

Feng Qianxin 1 – Ken Sawada 1

Game 3

2枚の《思考囲い/ Thoughtseizes》によってFengの手札から《解消/Dissolve》と《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa》がもぎ取られた。これによってSawadaは《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》と《管区の隊長/Precinct Captain》で大攻勢をかけるばかりでなく、それらに続ける形で《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》を安全に着地させた。

Fengも《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》でカードを2枚引くなど必死に抵抗を見せるが、Sawadaが《変わり谷/Mutavault》を含めた全軍で再び突撃したことでマッチは終焉となった。第一ゲームと比べて第二、第三ゲームはかなり早く決着したが、これもすべて《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》のクロックの大きさによるものだろう。

Feng Qianxin 1 – Ken Sawada 2

これでKen Sawadaは成績を11-2としたが、まだTop8進出までの戦いは終わっていない。

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