BCL12月緊急開催 Round 3: セキモトタツオ vs. イワタショウ
2010年12月4日 TCG全般 Game 1
今回フィーチャー席に呼ばれたのはCTG(関本)と白スタックス(岩田)のはずだが、何故か岩田の隣でリアニマシーンが孤軍奮闘している。要するにただの一人回しである。
まずリアニマシーンは《大焼炉/Great Furnace(MRD)》×3から《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》を3連打し、ビートダウンの構えを見せる。コンボを決めずともそのパーツのみでビートダウンが可能というのは、生物主体のコンボデッキの強みといえよう。そしてこの《ゴブリンの溶接工》ビートダウンが後に岩田を苦しめることになる。しかし《ゴブリンの溶接工》3連打とは・・・隣にいる岩田や関本も苦笑するしかない。
なおここまでの話は岩田と関本の試合と関係ないので勘違いしないでいただきたい。
一方でその岩田と関本の試合だが、先手をとった関本が2ターン目にして早くも《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》《相殺/Counterbalance(CSP)》と揃えることに成功する。これが残ってしまうと困る岩田は、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》を唱えて《相殺》を封じ込めにかかる。ライブラリートップから捲れるのは・・・土地、関本の手から《Force of Will(ALL)》は・・・なし。
CさんとTさんのタッグこそ失ったが、ならばビートダウンと関本は最後のGさんこと《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をキャストする。
岩田は少考し、《幽霊街/Ghost Quarter(DIS)》で関本の白マナを攻めることを選択する。これを受けて関本は注文どおりに《島/Island(SOM)》をサーチ。
しかしここで岩田は一つ失敗を犯す。《裏切り者の都/City of Traitors(EXO)》からマナを出す前に《幽霊街》を置きそのまま優先権を放棄したため、《裏切り者の都》を生贄に捧げなくてはならないのだ。
岩田 「ミスったwwwウェルダービートダウンとか言ってる場合とちゃうわwww」
冒頭で述べたリアニマシーンの挙動に翻弄されたようで、このミスにより岩田は大きくマナを失う。フルタップしながら《三なる宝球/Trinisphere(DST)》《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle(PLC)》と連打してみるのだが、これを関本は《目くらまし/Daze(NEM)》で両方ともカウンターする。
その間も関本の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》がクロックを掛け続け、さらに後続として《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が追加される。この《闇の腹心》こそ《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》と相打たせた岩田だったが、肝心の《タルモゴイフ》が全く止まらない。
結局岩田は最後まで対処手段を見つけることができず、《タルモゴイフ》1体に殴りきられてしまった。《幕屋の大魔術師》が出ていれば戦況はだいぶ違ったものになったと考えられ、土地の置き方一つで展開が大きく変わった試合だったといえる。
関本 1 - 0 岩田
Game 2
今度は岩田がロケットスタートを演出する。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》2枚と《平地/Plains(SOM)》からいきなり3マナを確保すると、そのまま《三なる宝球》へと繋げる。
これにより大きく動きを制限された関本だが、3枚目の土地を引き込むことが出来ず何も唱えることができない。
そして岩田は4ターン目にきっちり《世界を鎮める者/World Queller(ZEN)》を召還し、ゲームを詰めにかかった。
次のターンから土地を壊され続けることが確定し、為すすべがなくなった関本はここで投了を宣言した。
関本 1 - 1 岩田
Game 3
後手の岩田が《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=1で連打する立ち上がり。1枚目は《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》によって打ち消されるが、2枚目は着地。この時関本の手には《Force of Will》が握られていたのだが、まだ使いどころではないと判断しこれを温存した。
3ターン目の岩田のドローステップで、関本は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を召還。岩田の手札を除くとそれは《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor(FUT)》×2《大変動/Cataclysm(EXO)》《世界を鎮める者》《不毛の大地/Wasteland(TMP)》《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》という内容。岩田が若干白マナ不足気味であることを考慮し、ここでは手札の入れ替えは行われなかった。
その後予定調和的に関本の《ヴェンディリオン三人衆》と岩田の《エイヴンの思考検閲者》が相打ちしたところで、関本は2体目の《ヴェンディリオン三人衆》を送り出す。対応して岩田も《エイヴンの思考検閲者》2号機を詠唱するのだが、これは前述の通り関本が抱える《Force of Will》によって打ち消された。
ここで再び公開される岩田の手札は、先ほどのカードに《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》が加わったもの。関本は《忘却の輪》をライブラリーの底に送ることを選択する。
追加の白マナに岩田はなかなか巡りあえない。引けさえすれば《世界を鎮める者》なりで対処することが出来るのだが、関本の《ヴェンディリオン三人衆》が止まらず3点ずつクロックが刻まれていく。
結局最後まで岩田は2枚目の《平地》を引くことが叶わず、自らの《古えの墳墓》によるダメージとあわせて殴りきられることとなった。
関本 2 - 1 岩田
今回フィーチャー席に呼ばれたのはCTG(関本)と白スタックス(岩田)のはずだが、何故か岩田の隣でリアニマシーンが孤軍奮闘している。要するにただの一人回しである。
まずリアニマシーンは《大焼炉/Great Furnace(MRD)》×3から《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》を3連打し、ビートダウンの構えを見せる。コンボを決めずともそのパーツのみでビートダウンが可能というのは、生物主体のコンボデッキの強みといえよう。そしてこの《ゴブリンの溶接工》ビートダウンが後に岩田を苦しめることになる。しかし《ゴブリンの溶接工》3連打とは・・・隣にいる岩田や関本も苦笑するしかない。
なおここまでの話は岩田と関本の試合と関係ないので勘違いしないでいただきたい。
一方でその岩田と関本の試合だが、先手をとった関本が2ターン目にして早くも《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》《相殺/Counterbalance(CSP)》と揃えることに成功する。これが残ってしまうと困る岩田は、《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》を唱えて《相殺》を封じ込めにかかる。ライブラリートップから捲れるのは・・・土地、関本の手から《Force of Will(ALL)》は・・・なし。
CさんとTさんのタッグこそ失ったが、ならばビートダウンと関本は最後のGさんこと《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》をキャストする。
岩田は少考し、《幽霊街/Ghost Quarter(DIS)》で関本の白マナを攻めることを選択する。これを受けて関本は注文どおりに《島/Island(SOM)》をサーチ。
しかしここで岩田は一つ失敗を犯す。《裏切り者の都/City of Traitors(EXO)》からマナを出す前に《幽霊街》を置きそのまま優先権を放棄したため、《裏切り者の都》を生贄に捧げなくてはならないのだ。
岩田 「ミスったwwwウェルダービートダウンとか言ってる場合とちゃうわwww」
冒頭で述べたリアニマシーンの挙動に翻弄されたようで、このミスにより岩田は大きくマナを失う。フルタップしながら《三なる宝球/Trinisphere(DST)》《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle(PLC)》と連打してみるのだが、これを関本は《目くらまし/Daze(NEM)》で両方ともカウンターする。
その間も関本の《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》がクロックを掛け続け、さらに後続として《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が追加される。この《闇の腹心》こそ《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter(SOM)》と相打たせた岩田だったが、肝心の《タルモゴイフ》が全く止まらない。
結局岩田は最後まで対処手段を見つけることができず、《タルモゴイフ》1体に殴りきられてしまった。《幕屋の大魔術師》が出ていれば戦況はだいぶ違ったものになったと考えられ、土地の置き方一つで展開が大きく変わった試合だったといえる。
関本 1 - 0 岩田
Game 2
今度は岩田がロケットスタートを演出する。《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》2枚と《平地/Plains(SOM)》からいきなり3マナを確保すると、そのまま《三なる宝球》へと繋げる。
これにより大きく動きを制限された関本だが、3枚目の土地を引き込むことが出来ず何も唱えることができない。
そして岩田は4ターン目にきっちり《世界を鎮める者/World Queller(ZEN)》を召還し、ゲームを詰めにかかった。
次のターンから土地を壊され続けることが確定し、為すすべがなくなった関本はここで投了を宣言した。
関本 1 - 1 岩田
Game 3
後手の岩田が《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=1で連打する立ち上がり。1枚目は《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》によって打ち消されるが、2枚目は着地。この時関本の手には《Force of Will》が握られていたのだが、まだ使いどころではないと判断しこれを温存した。
3ターン目の岩田のドローステップで、関本は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》を召還。岩田の手札を除くとそれは《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor(FUT)》×2《大変動/Cataclysm(EXO)》《世界を鎮める者》《不毛の大地/Wasteland(TMP)》《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》という内容。岩田が若干白マナ不足気味であることを考慮し、ここでは手札の入れ替えは行われなかった。
その後予定調和的に関本の《ヴェンディリオン三人衆》と岩田の《エイヴンの思考検閲者》が相打ちしたところで、関本は2体目の《ヴェンディリオン三人衆》を送り出す。対応して岩田も《エイヴンの思考検閲者》2号機を詠唱するのだが、これは前述の通り関本が抱える《Force of Will》によって打ち消された。
ここで再び公開される岩田の手札は、先ほどのカードに《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》が加わったもの。関本は《忘却の輪》をライブラリーの底に送ることを選択する。
追加の白マナに岩田はなかなか巡りあえない。引けさえすれば《世界を鎮める者》なりで対処することが出来るのだが、関本の《ヴェンディリオン三人衆》が止まらず3点ずつクロックが刻まれていく。
結局最後まで岩田は2枚目の《平地》を引くことが叶わず、自らの《古えの墳墓》によるダメージとあわせて殴りきられることとなった。
関本 2 - 1 岩田
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